ディズニー100周年コラボ、どうなる? トイファトリーが予告、キャンピングカー「ダヴィンチ6.0」に5台だけの限定車

公開 : 2023.08.15 19:45

ベースのデュカトキャンパー 内装は?

ベース車のインテリアは、キャビネットやダイネットなどの見た目の美しさはもちろん軽量化を実現。燃費や走行性の良さを妨げないための配慮で、材質や形状へのこだわりに繋がっている。

シートは、ドイツの高級RV専用シートメーカーであるアグチ社の製品を採用。安全性に優れたプロダクツで、長距離ドライブでも快適な座り心地が得られ、疲労軽減が期待できる。

ディズニーコラボモデルのベース車となる「ダヴィンチ6.0」のダイネット。
ディズニーコラボモデルのベース車となる「ダヴィンチ6.0」のダイネット。    宮澤佳久

また、トイファクトリーが創業以来こだわり続けてきた最高ランクの断熱処理も特徴の1つ。

ロケットなどに使用される断熱セラミック材を天井や壁面に塗装施工してボディ内側をコーディング。

さらに高い断熱材を貼り詰めることで結露も防止。快適な移動空間にアップーデートされている。

予告画像 ダイネットのテーブルには?

ディズニーコラボモデルに起用される「ダヴィンチ6.0」は、デュカト・キャンパーシリーズの最上級レイアウトモデルだ。

左サイドドアを開け、エントランスから視界に飛び込むダイネットルームは、フロントシートを回転させて簡単にレイアウト可能。対面シートの真ん中にはウッド製のテーブルがセットされる。

ディズニーコラボモデルの「予告画像」。ダイネットのエクステンドテーブルには、ディズニーアニメの1コマが。ミッキーのアイコンを模したデザインのカーペットがフロアを彩る。
ディズニーコラボモデルの「予告画像」。ダイネットのエクステンドテーブルには、ディズニーアニメの1コマが。ミッキーのアイコンを模したデザインのカーペットがフロアを彩る。    トイファクトリー

秋に発表される「ディズニー・コラボモデル」では、エクステンドテーブル側にキュートなミッキーと仲間たちがプリントされるようだ(画像)。

ダイネットの上には収納力抜群のコンソールが設置され、背後にはシャワーやサニタリールームも完備。

反対側には2口のガスコンロ、シンク、両開き冷蔵庫が装備される。現地の地元食材を使って車内で自炊調理するのも楽しいだろう。

予告画像 ミッキーのアイコンと車中泊

リアセクションに設けられた天井高のある広々としたベッドスペースには、大人2名が就寝可能。

こだわりの耐久性&クッション性に優れた軽量ベッドマットを敷き詰めれば、フルフラットに。走行中などはラゲッジスペースにコンパクトにまとめて置けるので空間を効率良く活用できる。

ディズニーコラボモデルの「予告画像」。リアゲートの内側にはミッキーの可愛らしいアイコンが。アッパーキャビネットのパネルはディズニー映画の名シーンで飾られている。
ディズニーコラボモデルの「予告画像」。リアゲートの内側にはミッキーの可愛らしいアイコンが。アッパーキャビネットのパネルはディズニー映画の名シーンで飾られている。    トイファクトリー

「ディズニー・コラボモデル」では、ベッドマットカバーのミッキー柄ファブリックが高ポイントだ。そのほかミッキーのアイコンは、リアゲートやキャビネットにもデザインされ、心安らぐ空間が演出される。

天井中央にはオプション設定の優秀なルーフトップエアコンを追加すれば、真夏の車中泊でも問題なし。オールシーズン快適なキャンピングカーライフを送ることができる。

ダヴィンチ6.0×ウォルト・ディズニー・カンパニー創立100周年記念コラボレーション特別モデルは、この秋にお披露目されるという。

今回は5台の限定販売。旅先での価値ある時間と空間を、ぜひこの特別なキャンピングカーで体験してみてはいかがだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小原れみ

    大学在学中に創刊されたアメリカの自動車カスタム文化を紹介する雑誌に影響を受け、インターンシップを経て編集部員に。1996年よりフリーランスのライターに転向。米国車やカスタム車両専門誌の執筆を中心にアメリカン・カルチャー全般を担当する。愛車は、熟練ビルダーである夫の指導を受けてフレーム製作から始めた1932年式フォードのホットロッド。無類の工具&ネジ好き。
  • 撮影

    宮澤佳久

    Yoshihisa Miyazawa

    1963年生まれ。日大芸術学部写真学科を卒業後、スタジオ、個人写真家の助手を経て、1989年に独立。人物撮影を中心に、雑誌/広告/カタログ/ウェブ媒体などで撮影。大のクルマ好きでありながら、仕事柄、荷物が多く積める実用車ばかり乗り継いできた。遅咲きデビューの自動車専門誌。多様な被写体を撮ってきた経験を活かしつつ、老体に鞭を打ち日々奮闘中。
  • 編集

    徳永徹

    Tetsu Tokunaga

    1975年生まれ。2013年にCLASSIC & SPORTS CAR日本版創刊号の製作に関わったあと、AUTOCAR JAPAN編集部に加わる。クルマ遊びは、新車購入よりも、格安中古車を手に入れ、パテ盛り、コンパウンド磨きで仕上げるのがモットー。ただし不器用。

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