10/9 都市型クラシックカー・イベント名古屋の中心で開催 コッパ・チェントロ・ジャポネ 2023 参加車も募集中

公開 : 2023.08.23 11:35

パレード&ラリー『グラン・プレミオ・サカエ』

久屋大通公園に並行して走る久屋大通では、名古屋市中心部を巡るラリー&パレードの『グラン・プレミオ・サカエ』が併催される。「尾張名古屋は城で持つ」と言われた過去と、自動車産業などのモノヅクリが特徴の現代、SDGsと脱炭素を目指す未来の時間軸が、名古屋の中心という空間で展開するラリーだ。

久屋大通公園内のコンクール・デレガンスが静の美術鑑賞と例えるならば、グラン・プレミオ・サカエは時空を超えた動く博物館といえる。その“動”の魅力は、音や匂い、疾る喜びとその一体感、多種多様なクルマたちが醸し出す個性と計り知れない感動が体感できるプログラムで101台の参加を予定している。

名古屋市中心部を巡るラリー&パレード『グラン・プレミオ・サカエ』も開催される。
名古屋市中心部を巡るラリー&パレード『グラン・プレミオ・サカエ』も開催される。    コッパ・チェントロ・ジャポネ

そのルートは名古屋市役所をスタートしたのち、途中にある愛知県庁の構内では1/1000秒の正確さを争うタイムラリー(PC競技)が行われる。昨年よりも長いルートが用意され、ゴールは名古屋市役所となる。ゴール後にはアフターパーティーと表彰式がイベントに華を添える。

現在、コンクール・デレガンスとグラン・プレミオ・サカエの参加者を募集している。申し込み締め切りは9月3日(当日消印有効)。詳細と参加申込書は、コッパ・チェントロ・ジャポネのホームページで確認されたい。

迫力のWRCカー・デモランも必見

名城公園南遊園では昨年も大好評であったWRCカーと全日本ラリー競技車両によるラリーカー・デモンストレーション走行を予定。名古屋城を背景に、プロ・ドライバーによる現代のラリーカーの迫力ある走行を見ることができる。

デモラン車両は現時点では調整中とのこと。昨年はGRヤリス・ラリー1 ハイブリッドとスバル WRX、シュコダ・ファビア R5が走行した。なお、ラリーカー・デモンストレーション走行は、所轄管理関係者の指導により見学者の入場制限がおこなわれ、こちらのエリアのみ入場が有料となる。

名城公園南遊園では昨年に引き続きラリーカー・デモンストレーション走行を予定。
名城公園南遊園では昨年に引き続きラリーカー・デモンストレーション走行を予定。    コッパ・チェントロ・ジャポネ

記事に関わった人々

  • 執筆 / 編集

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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