クルマ好きなら一度は経験しておきたいこと 20選 「軽」の運転から大陸横断まで 時間が足りない!

公開 : 2023.08.26 18:05

サーキットで1日を過ごす

大雑把に言えば、公道でクルマのポテンシャルを75%以上引き出すことは法的に難しい。クルマとドライバーの限界に挑戦するには、サーキットを走る必要がある。クルマの能力、自分の能力、そしてハンドルを握るときの正しい姿勢や常に進みたい方向を見ることなど、貴重な教訓を学ぶことができる。

サーキットでコンマ1秒を追い求めるのはとても楽しいことで、これをマスターすれば、日常でも優れたドライバーになれるかもしれない。

合法的にクルマとドライバーの限界を学ぶ
合法的にクルマとドライバーの限界を学ぶ

レーン・モーター博物館

レーン・モーター博物館(Lane Motor Museum)は、欧州車のコレクションとしては米国最大を自称する。とはいえ、普通のクルマだけではない。シトロエンDSやBMWイセッタはもちろん、1951年のホフマン(写真)、ピールP50、1933年のダイマクション・カーのレプリカなど、無名の変り種も数多く展示されている。

テネシー州ナッシュビルにあるレーン・モーター博物館は、自動車の歴史に飛び込む魅惑的な場所である。

1951年製ホフマン
1951年製ホフマン

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加する

英国で毎年開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(Goodwood Festival of Speed)は、クルマに対する情熱を前面に押し出している。新型車のお披露目や世界的に有名なヒルクライムなど、珍しいもの、速いもの、その他興味をそそるものすべてを4日間かけて紹介する自動車の祭典だ。

ポルシェ917、レッドブルのF1マシン、そしてプジョー208のパイクスピーク・レーサーが、眼の前で動き出すのを見られる場所が他にあるだろうか? 来客用の駐車場もそれ自体がショーなのだ。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは英国最大級の自動車イベントだ
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは英国最大級の自動車イベント

メジャーレースに参加する(観戦)

F1アメリカGPやウェールズ・ラリー、ル・マン24時間レースのようなメジャーレースは、テレビ観戦でも素晴らしい光景を楽しめるが、現地に足を運ばないと大きな体験を逃してしまう。数百m離れた場所からクルマの音を聞き、目で見て、匂いを嗅ぐことで、彩り豊かな体験となるし、現地に行くことは同じ志を持つエンスージアストと出会う絶好の機会でもある。

会場に足を運び、五感でレースを味わう
会場に足を運び、五感でレースを味わう

米国横断ドライブ

米国は1つの大陸にまたがる広大な国土を有する。この国をドライブすれば、灼熱の砂漠、雪を頂く山々、賑やかな大都市など、多種多様な風景を体験でき、文化や料理も地域によって異なる。

ルートにもよるが、ロサンゼルスからニューヨークまでおよそ4~5日で横断できる。だが、ハイウェイを外れて本格的に観光するためには、最低でも1週間、理想的には1か月は計画したい。

たっぷり時間をかけて北米大陸を横断したい
たっぷり時間をかけて北米大陸を横断したい

記事に関わった人々

  • 執筆

    ロナン・グロン

    Ronan Glon

  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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