欧州の人気キャンパーバンに新型登場 内蔵キッチンにダブルベッド、豪華装備のインテリア

公開 : 2023.08.25 06:25

PHEV初導入 2.5L 4気筒で合計出力233ps

また、今回のフルモデルチェンジで重点が置かれたのは、日常的なドライブにも使用できるよう動力性能を高めることであった。

例えば、独立したリア・サスペンションが採用され、快適性とハンドリングの向上を図っている。同時に四輪駆動システムにも対応し、非舗装路での走破性を確保。

フォード・トランジット・カスタム・ナゲット
フォード・トランジット・カスタム・ナゲット    フォード

コックピットには、最新世代のフォード・インフォテインメント・システム「Sync 4」が搭載された13.0インチのタッチスクリーンを備え、スマートフォンのミラーリング機能も標準装備となった。

パワートレインとしては、今回初めてプラグインハイブリッド(PHEV)が設定された。2.5L 4気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせ、合計出力233psを発揮。11.8kWhのバッテリーを採用し、EVモードでの航続距離は約30kmとされている。

また、最高出力170psのディーゼルエンジンと8速ATを搭載したモデルも用意される。

商用車のEトランジットやトルネオのように、バッテリーEVモデルが導入されるかどうかはまだ確認されていない。しかし、フォードは「包括的」なパワートレイン・ラインナップを約束している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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