闇だらけのブリティッシュ・レイランドが生んだ名車 14選 英国の「黒歴史」における数少ない宝石

公開 : 2023.09.03 18:05

トライアンフTR8(1979年)

トライアンフのスラント4エンジンをローバーV8に換装することで、個性的な(あるいは奇妙な)TR7は大幅に改良された。

TR8ではパワー、パフォーマンス、サウンドが計り知れないほど向上し、またエンジンは合金製で軽量だったため、整然としたハンドリングにもほとんど影響を与えなかった。ブリティッシュ・レイランドの有望株だったが、早々に淘汰された。

トライアンフTR8(1979年)
トライアンフTR8(1979年)

ウーズレー2200(1975年)

オースチン1800/2200を18/22シリーズに置き換えたのは、アンティークの四柱式ベッドを温水式ウォーターベッドに置き換えるような劇的な出来事だった。

1970年のコンセプトカー、ザンダ(Zanda)にインスパイアされたウェッジシェイプの驚くべきセダンであり、好評を博して長い待ち行列ができた後、技術的な欠陥に見舞われた。

ウーズレー2200(1975年)
ウーズレー2200(1975年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    リチャード・ブレンナー

    Richard Bremner

    英国編集部
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    平成4年生まれ愛知在住。幼少期から乗り物好き。住宅営業や記事編集者といった職を経て、フリーランスとして自動車メディアで記事を書くことに。「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。

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