マクラーレンP1 GTRのコクピットが初公開
公開 : 2014.10.23 22:55 更新 : 2021.03.05 18:51
マクラーレンP1 GTRのコクピットが初めて公開された。ロード・バージョンのP1からストリップ・アウトされたもので、快適性と安全を犠牲にすることなく、より軽量化を果たしている。
ステアリング‥ホイールは、2008年のマクラーレンのF1マシン、MP4-23に使われたものをベースとしながらも、P1 GTR専用のもの。キー・コントロールは、ドライバーがステアリング・ホイールから手を離さずに操作できるように移動されている。また、DRSとIPASのスイッチは、ステアリング・ホイール上に残されている。
マクラーレンは、その操作がレーシング・スーツ、ヘルメット、そしてレーシング・グローブを装着した状態でも気持ちよくコントールできることに主体を置いたという。
シートはDTMツーリング・カーに似た軽量カーボンファイバー製で、実際にはオーナーに合わせて調整されシャシーに直接取り付けられる。これによって、ブラケットが不要となり、重量の軽減につながっているという。
エアコンは、ドライバーへの快適性をカットしないよう、P1 GTRでもそのまま使用される。
アップグレードされたパワーに合わせてピレリのスリック・タイヤが装着され、エアロダイナミクスに優れた固定式リア・ウイングなども装備される。