F1マシン同様のカーボン素材を装備 アルピーヌA110Sエンストン、日本限定20台

公開 : 2023.09.20 11:45

アルピーヌはA110Sをベースとし、アルピーヌF1チームのマシン同様にエンストン工場にて製造されたカーボン素材を装備した「アルピーヌA110Sエンストン」を限定300台、うち日本限定20台で発売します。

アルピーヌA110Sエンストン F1との関連性とエクステリア

アルピーヌは、アルピーヌF1チームのシャシー製造工場でチームの拠点でもあるイギリス・エンストン工場が持つカーボン成型技術を活用し、アルピーヌF1マシンと同じカーボン素材を使用して造られたカーボンパーツを装備した限定車「アルピーヌA110Sエンストン」の受注を、9月21日から全国のアルピーヌ正規販売店で開始すると発表した。300台のみ生産される限定車で、日本での販売台数は20台。

アルピーヌF1チームのF1マシンは、イギリスのエンストンにある工場でシャシーを製造し、フランスのヴィリシャティオンにある工場で、エンジンの開発とアッセンブリーを行っている。今回発表された「アルピーヌA110Sエンストン」は、エンストン工場が長年培ってきた、F1マシンには欠かせないカーボンパーツの高度な成型技術とノウハウを活用し、アルピーヌF1マシンと同じカーボン素材を使用してエンストン工場内で製造された、メーターバイザーとセンターコンソールを装備している。このカーボンパーツとともに、グレーステッチが施されたブラックマイクロファイバーのステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/専用ロゴ入りサベルト製軽量モノコックバケットシート/カーボンエンブレム付ドアトリムなどが、ドライバーにモータースポーツの情熱を感じさせ、更にシリアルナンバーが付いた限定車専用プレートが、このモデルが特別な1台であることを物語るとアルピーヌは言う。

アルピーヌA110Sエンストン
アルピーヌA110Sエンストン

その他にもエクステリアにはノワールマットの専用ルーフ/ルーフアーチ/ブラックの18インチホイール「GTレース」/シルバーキャリパーでスポーティかつシャープな印象を際立たせる。

アルピーヌA110Sエンストン その他詳細は?

「アルピーヌA110Sエンストン」は、ハンドル位置(左/右)/2色のボディカラー(グリ・トネール・マット/アルジャン・メルキュール・マット)/3つのエクステリアオプション(専用ユニオンジャックルーフデカール/カーボンルーフ/エアロキットはいずれも有料オプション)が選択でき、32通りの中から好みに応じた1台をオーダーすることができる。今回の限定車は、300ps/34.67kg-mを発生する1.8Lターボエンジンと電子制御7速AT(7DCT)を搭載し、0‐100km/hは4.2秒、最高速度は275km/hに達する(いずれもオプションのエアロキット装着時)。メーカー希望小売価格(税込)は1250万円。

アルピーヌA110Sエンストン主要装備

・専用ルーフ/ルーフアーチ(ノワールマット)
・専用カーボンエンブレム
・18インチアロイホイール(マットブラック)GTレース
・ライトグレーキャリパー
・専用アルピーヌF1チーム・エンストン工場製カーボンパーツ(センターコンソール/メーターバイザー)
・専用ロゴ入りサベルト製軽量モノコックバケットシート
・マイクロファイバーステアリング/ルーフライニング/ダッシュボード/センターコンソール
・グレーステッチインテリア
・限定車専用プレート(シリアルナンバー付)
・専用フロアマット
オプションは、専用ユニオンジャックデカール(ルーフ):20万円/カーボンルーフ:35万円/エアロキット:81万円

アルピーヌA110Sエンストン
アルピーヌA110Sエンストン

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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