ケンウッドのエントリースピーカー「RSシリーズ」 6モデル発売 すべてハイレゾ音源に対応
公開 : 2023.09.19 22:18
1万円前後でカスタムフィット・スピーカーを始めたい。KENWOODの最新エントリーモデルが登場します。6モデルをご紹介します。
セパレート派には2モデル 17cmと16cm
ケンウッドのカスタムフィットスピーカーのエントリーモデル「RSシリーズ」に、新ラインナップが登場する。
「セパレートタイプ」が2モデル、そして「コアキシャルタイプ」が4モデルという計6モデルで、10月中旬に発売される。
すべてがハイレゾ音源に対応しているシリーズだ。
「セパレートタイプ」の2モデルは「KFC-RS175S」「KFC-RS165S」で、市場推定価格は下記のとおり。
・17cmセパレート:KFC-RS175S 1万8700円前後
・16cmセパレート:KFC-RS165S 1万7700円前後
ツィーター振動板とディフューザーを新設計し、鮮明でワイドレンジなサウンドを楽しめるアイテムとなっている。
具体的には、ツィーター振動板の高さを低くする新設計により、内包空気量を低減し、制動性が向上。
また、スリットを設けてリング形状に改良した新設計のディフューザー(特許第6864842号含む)を採用。ボーカル帯域とハイレゾ帯域の音が干渉することなく、ワイドレンジな再生が可能だ。
ウーファ中央部には、高音域を鮮やかに伸ばす独自設計のコンケーヴ型キャップを採用し、ダイヤモンドアレイパターン(後述)を施したウーファ振動板と合わせることで、スピード感ある豊かな低音と鮮やかに伸びる高音域を味わえる。
セパレートタイプはコアキシャルからステップアップして、ワイドレンジなハイレゾサウンドを楽しみたいユーザーに向けた提案だ。
多くのクルマにフィット コアキシャルも
「コアキシャルタイプ」の「KFC-RS175」「KFC-RS165」「KFC-RS125」「KFC-RS105」は、純正スピーカーを交換して車室内の音場を向上させたいエントリー層のユーザーに向けて提案されている。
市場推定価格は下記のとおりだ。
・17cm:KFC-RS175 9500円前後
・16cm:KFC-RS165 8800円前後
・12cm:KFC-RS125 9500円前後
・10cm:KFC-RS105 8200円前後
技術面の注目は、ツィーター振動板を従来の1段階R(曲線)から、2段階Rに改良した、新設計の「2段階Rツィーター振動板」。
さらにディフューザーに独自のウェーブ形状(特許第7069715号)を採
用することで音の広がり感を向上させた。
また、ツィーターのボイスコイルを調整し、厚みのあるボーカルを実現するため、ボーカルの存在感に影響する周波数帯域周辺のパフォーマンスが向上している。
さらに、ツィーターとウーファのスムーズな音のつながりを実現するためにネットワークを調整することで、互いの音が重なる領域を最適化。低域から高域まで自然につながるクリアなサウンドを目指した