760万台売れたベストセラーSUV 新型フォルクスワーゲン・ティグアン 3代目へフルモデルチェンジ

公開 : 2023.09.21 18:25

足回りも刷新 オプションでゴルフGTIのシステムも

足回りとしては、マクファーソンストラット式フロントサスペンションと4リンク式リアサスペンションが改良され、新しいダンパーと改良型アンチロールバーを装備する。これにより、剛性と安定性が向上するという。

オプションのダイナミック・シャシー・コントロール・プロには、新しいツインバルブ常時可変ダンパーが用意されている。電子制御式ディファレンシャルロックの特性を調整できるほか、ゴルフGTI由来のビークル・ダイナミクス・マネージャーも追加され、15の設定からサスペンションの特性を変更することができる。

フォルクスワーゲン・ティグアン
フォルクスワーゲンティグアン    フォルクスワーゲン

価格はまだ明らかにされていないが、欧州ではRラインなど4種類のグレードが用意される。フォルクスワーゲンによると、高性能モデルのティグアンRも計画中だという。ゴルフRと同じ最高出力320psの2.0L 4気筒ターボの最新バージョンが搭載される見込み。

7人乗りのティグアン・オールスペースは廃止され、欧州市場では2025年にテイロンと呼ばれる新型SUVに置き換わる予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    グレッグ・ケーブル

    Greg Kable

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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