日産 マイクラ(マーチ)後継EV投入か 丸目ライトの大胆な3ドア車「20-23」の正体は?

公開 : 2023.09.26 06:05

前輪駆動のホットハッチ登場? マイクラ後継は

日産はマイクラ後継車の詳細をほとんど明らかにしていないが(車名もマイクラではないかもしれない)、CMF-BEVプラットフォームをベースにしているということから、マルチリンクのリアアクスル、モジュールに分割されたスペース効率の良いバッテリーパック、パワーコンバーターとパワーマネージメント・ボックスを統合する電気モーターなど、一連の軽量化対策が施されるだろう。

マイクラの後継車は、フランス北部にあるルノーの生産拠点でルノー5と並んで生産される見込みで、最高出力136psのフロントマウント・モーターを共有し、航続距離も兄弟車と同じ400kmとなる可能性がある。

日産20-23コンセプト
日産20-23コンセプト    日産

コンセプトのデザインを担当したNDEは、欧州で大ヒットを記録したジュークキャシュカイなどを手掛けている。

設立20周年を迎えて、NDEのマシュー・ウィーバー副社長は次のように語った。

「わたし達は比較的小さなチームですが、この20年を振り返ると、一貫して大胆で、さわやかで、革新的な作品を生み出していることに誇りを感じています。NDEの文化の中心にあるのは、暖かく協力的な環境です。わたし達は皆、お客様の発見、購入、運転の体験に卓越したデザインと創造性をもたらすよう努力しています。お客様が日産と恋に落ちるようにするのがわたし達の仕事です」

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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