クルマの聖地ニュルブルクリンク 市販車最速記録 「緑の悪魔」に挑んだ公道最速のマシン
公開 : 2023.09.30 18:05
10 – ポルシェ918スパイダー – 6:57:00
918スパイダーはカーボンファイバー構造、ミドマウントの自然吸気4.6L V8、RSスパイダーから移植したサスペンション・セットアップを採用し、最高出力887ps、最高速度344km/hを誇り、新車時の価格は71万1000ポンド(約1億3000万円)からだった。0-100km/h加速2.2秒のパワーを武器に、マルク・リーブ氏の手によってニュルブルクリンクで6分57秒00を記録した。
11 – フェラーリ296 GTB – 6:59:42
2021年6月に発表された296 GTBは、初の「6気筒の真のフェラーリ」として発表された。最高出力663psの3.0L V6ツインターボにモーターを組み合わせたPHEVで、合計出力830psを達成。クリスチャン・ゲバルト氏がドライブする296 GTBは、ノルドシュライフェを6分58秒70で走破した。
12 – ポルシェ911 GT3(992) – 6:59:927
911 GT3の最新型が先代モデルを上回る速さを見せたことに驚くだろうか? もちろん、そんなことはない。自然吸気の4.0Lフラット6は最高出力510psとわずかながらパワーアップしているが、それ以上に大きな違いを生み出しているのは、改良されたエアロと新しいダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションであり、先代よりも12秒近く速いラップタイムを実現した。
13 – フェラーリ488ピスタ – 7:00:03
ドイツの出版社『Sport Auto』による挑戦では、フェラーリ488ピスタはほぼ7分というタイムを記録した。
14. リマック・ネヴェーラ – 7:05:28
最高出力1913psのネヴェーラは、最高速度415km/hを達成したわずか1年後に、市販EV最速記録の栄冠を手に入れた。0-100km/h加速1.7秒という驚異的なタイムは、空力に最適化されたボディシェルとドライバーのマルティン・コドリック氏の技術による賜物だ。リマックはこのタイムを記念して、ペブルビーチで「タイムアタック」という特別仕様のネヴェーラを発表した。
画像 ニュル最速の市販車トップ3【メルセデスAMGワン、ポルシェ911 GT2 RS、メルセデスAMG GTを写真でじっくり見る】 全88枚