スバル・アウトバック 詳細データテスト クラス随一の走破性 装備やデザインは古め パワーがほしい

公開 : 2023.10.07 20:25  更新 : 2023.11.10 04:45

スペック

レイアウト

英国向けのスバル車はすべて、スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)がベース。4気筒ボクサーをフロントに積むが、ほぼフロントアクスルより後方に位置する。

駆動方式は、湿式多板クラッチを用いる4WD。サスペンションはフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーン。前後重量配分は56:44だ。

エンジン

スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)がベースで、4気筒ボクサーをほぼフロントアクスルより後方に配置。前後重量配分は56:44だ。
スバル・グローバル・プラットフォーム(SGP)がベースで、4気筒ボクサーをほぼフロントアクスルより後方に配置。前後重量配分は56:44だ。

駆動方式:フロント縦置き四輪駆動
形式:水平対向4気筒2981cc、ガソリン
ブロック・ヘッド:アルミニウム
ボア×ストローク:φ94.0×90.0mm
圧縮比:12.0:1
バルブ配置:4バルブDOHC
最高出力:169ps/5000〜5800rpm
最大トルク:25.7kg-m/3800rpm
エンジン許容回転数:6000rpm
馬力荷重比:100ps/t
トルク荷重比:15.2kg-m/t
エンジン比出力:68ps/L

ボディ/シャシー

全長:4870mm
ホイールベース:2745mm
オーバーハング(前):1020mm
オーバーハング(後):1105mm

全幅(ミラー含む):2060mm
全幅(両ドア開き):3780mm

全高:1675mm
全高(テールゲート開き):2070mm

足元長さ(前席):最大1100mm
足元長さ(後席):775mm
座面~天井(前席):最大1015mm
座面~天井(後席):1000mm

積載容量:561〜1750L

構造:スティール、モノコック
車両重量:1674kg(公称値)/1690kg(実測値)
抗力係数:−
ホイール前・後:7.0Jx18
タイヤ前・後:225/60 R18 100V
ブリヂストン・アレンザH/L33
スペアタイヤ:なし(パンク修理キット)

変速機

形式:CVT
ギア比/1000rpm時車速〈km/h〉
ロー:4.07:1/-
ハイ:0.50:1/-
最終減速比:3.90:1   

燃料消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:10.4km/L
ツーリング:15.2km/L
動力性能計測時:5.9km/L

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):8.2km/L
中速(郊外):12.4km/L
高速(高速道路):14.0km/L
超高速:11.5km/L
混合:11.6km/L

燃料タンク容量:63L
現実的な航続距離:653km
CO2排出量:193g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後:ダブルウィッシュボーン/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.7回転
最小回転直径:12.2m

ブレーキ

前:265mm通気冷却式ディスク
後:255mm通気冷却式ディスク
制御装置:ABS
ハンドブレーキ:電動、センターコンソールにスイッチ設置

静粛性

アイドリング:45dBA
全開時(MTモード4速):75dBA
48km/h走行時:58dBA
80km/h走行時:62dBA
113km/h走行時:65dBA

安全装備

ドライバーモニタリング/カーテンエアバッグ/ニーエアバッグ/死角モニター・回避/ISA
Euro N CAP:5つ星
乗員保護性能:成人88%/子供89%
歩行者保護性能:84%
安全補助装置性能:95%

発進加速

テスト条件:乾燥路面/気温20℃
0-30マイル/時(48km/h):3.4秒
0-40(64):5.0秒
0-50(80):6.9秒
0-60(97):9.3秒
0-70(113):12.1秒
0-80(129):15.6秒
0-90(145):20.3秒
0-100(161):26.9秒
0-110(177):37.2秒
0-402m発進加速:17.1秒(到達速度:134.5km/h)
0-1000m発進加速:32.1秒(到達速度:168.5km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
スコダ・シュパーブ2.0TDI 150 SEエステート(2015年)
テスト条件:乾燥路面/気温18℃
0-30マイル/時(48km/h):3.3秒
0-40(64):4.6秒
0-50(80):6.6秒
0-60(97):8.8秒
0-70(113):11.5秒
0-80(129):15.4秒
0-90(145):19.7秒
0-100(161):24.9秒
0-110(177):33.5秒
0-402m発進加速:16.9秒(到達速度:133.6km/h)
0-1000m発進加速:30.7秒(到達速度:173.2km/h)

中間加速

20-40mph(32-64km/h):3.7秒(2速)/4.9秒(3速)/6.5秒(4速)/-秒(5速)/-秒(6速)/2.9秒(キックダウン)

30-50(48-80):3.8秒(2速)/4.8秒(3速)/6.1秒(4速)/8.3秒(5速)/-秒(6速)/3.5秒(キックダウン)

40-60(64-97):4.9秒(3速)/6.0秒(4速)/8.6秒(5速)/11.7秒(6速)/4.3秒(キックダウン)

50-70(80-113):6.2秒(4速)/8.3秒(5速)/12.7秒(6速)/5.2秒(キックダウン)

60-80(97-129):6.8秒(4速)/8.3秒(5速)/13.3秒(6速)/6.4秒(キックダウン)

70-90(113-145):9.3秒(5速)/13.4秒(6速)/8.2秒(キックダウン)

80-100(129-161):11.2秒(5速)/-秒(6速)/11.2秒(キックダウン)

90-110(145-177):16.9秒(キックダウン)

制動距離

テスト条件:乾燥路面/気温20℃
30-0マイル/時(48km/h):8.7m
50-0マイル/時(64km/h):24.2m
70-0マイル/時(80km/h):49.0m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.84秒

ライバルの制動距離

スコダ・シュパーブ2.0TDI 150 SEエステート(2015年)
テスト条件:乾燥路面/気温18℃
00-0マイル/時(48km/h):8.8m
50-0マイル/時(64km/h):24.0m
70-0マイル/時(80km/h):47.2m

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 執筆

    リチャード・レーン

    Richard Lane

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジョン・ブラッドショー

    John Bradshaw

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Kouichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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