アウディSQ8 改良新型、カタールで実車初公開 新たなLEDライト採用、デザインも刷新

公開 : 2023.10.10 06:05

新世代のLEDライト搭載

ヘッドライトには、新デザインのマトリクスLEDが採用され、フロントのワイド感を強調している。61個のOLEDが使用され(小型のQ4 eトロンでは10個)、他の車両などに対して警告サインを表示したり、ドライバーの好みに合わせたスタイル(シグネチャー)を設定したりすることができる。インフォテインメント・システムから、4種類の「ライト・シグネチャー」を選ぶことができる

リアライトもグロストリムで装飾され、ライトバーにエンブレムが組み込まれる形となった。Q6 eトロンで初めて導入されたダイナミックライト機能を搭載しており、ハザードライトと合わせて赤い三角形の警告マークを表示し、周囲のドライバーに障害物を警告することができる。

GIMSカタールで公開されたアウディSQ8
GIMSカタールで公開されたアウディSQ8    AUTOCAR

ホイールは、21インチから23インチまで、5種類のデザインが用意される。

インテリアの変更は最小限に抑えられている。今回の改良から新たに3つのトリムオプション(サヒール・ゴールド、アスカリ・ブルー、チリ・レッド)が追加され、いずれもメタリック仕上げとなる。

インフォテイメント・システムは、初めてサードパーティ製アプリに対応するようになり、Amazon MusicやSpotifyからコンテンツをストリーミングできるようになった。また、バーチャル・コックピット・ディスプレイのグラフィックもより精細なものとなった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    英国編集部。英グラスゴー大学を卒業後、モータージャーナリストを志しロンドンに移住。2022年からAUTOCARでニュース記事を担当する傍ら、SEO対策やSNSなど幅広い経験を積んでいる。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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