醸成される横浜フェラーリ文化 ニコル・コンペティツィオーネ横浜 ショールーム訪問

公開 : 2023.10.13 20:27

横浜とフェラーリ 新時代の幕開け

ニコル・コンペティツィオーネのミヒャエル・ヴィット代表取締役社長は「フェラーリはただのクルマではありません。それはアイコン、そして夢であり、生きる伝説であり、世界中の人々を魅了する存在です。わたしたちはこの美しいショールームの存在により、横浜のフェラーリ文化の足跡をさらに強く残すことになります」と力強く語っていた。

一方式典に参加したフェラーリ・ジャパンのドナート・ロマニエッロ代表取締役社長も、10年目を迎えるニコル・コンペティツィオーネとのパートナーシップが、この新たな拠点によってさらに強固になり、より充実したサービスを提供できることを喜んでいた。

ニコル・コンペティツィオーネのミヒャエル・ヴィット代表取締役社長。
ニコル・コンペティツィオーネのミヒャエル・ヴィット代表取締役社長。

またこの日の式典において、ニコル・コンペティツィオーネの新たなニュースが発表された。それは同社が2024年の第1四半期に、第三京浜の横浜、港北インターに日本最大級のフェラーリの専用ワークショップ、そしてアプルーブドカーの販売拠点となる「Ferrari Approved」をオープンさせるということ。

横浜のフェラーリ文化を醸成させる。

その目標に向かって全方位的に体制を整えつつあるニコル・コンペティツィオーネ。今回の新ショールームオープンは横浜とフェラーリの新たな時代の幕開けを予感させるものだったのである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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