ランドローバー・ディフェンダーは2016年デビュー

公開 : 2014.10.29 22:40  更新 : 2017.06.01 02:11

ジャガーランドローバーのマーケティング・ディレクターであるフィル・ポパムによれば、次世代のランドローバー・ディフェンダーはこれまでで最も能力の高いモデルとなるという。

パリ・モーターショーでポバムが話したところによれば、いままでにランドローバーのバッジを付けたどのクルマよりも高いパフォーマンスを持つとのこと。65年の歴史を持つランドローバー・モデルの中でも、もっとも重要なモデルになるともしている。

新型のデザインに関しては、今年の夏に既にゴーサインが出されている。しかし、そのデビューは2016年より前になることはないだろう。今、社内で議論されているのは、コンセプト・モデルのカタチでプレビューをするかどうかだ。現時点では、来年3月のジュネーブ・モーターショー、春のニューヨーク・モーターショー、そして9月のフランクフルト・モーターショーあたりが候補に上がっているようだ。

次のディフェンダーはアルミニウム・モノコックと、スティール・シャシーを組み合わせたものとなる。また、その車重は2トンを切るように設計されているようだ。しかし、ディスカバリー4よりもボディ剛性は高い。

エンジンは、4気筒ターボのインゲニウム・ディーゼルおよびガソリン、そしてV6が搭載されることとなろう。ギアボックスは8速、あるいは9速のオートマティックで、マニュアル・トランスミッションが搭載されるかは議論の途中だという。

ディフェンダーのインテリアは、トヨタランドクルーザーよりも高級志向であるという。もちろん、その本質はオフローダーだが、贅沢さや快適さによって、都会育ちの裕福な層にもアピールすることを目指しているという。

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