アルファード顔負け 日産ハイパーツアラー コンセプト事前公開

公開 : 2023.10.17 10:00

「ハイパーツアラー」のパワートレイン

パワートレインの詳細は未発表だが、小型化した各コンポーネントの統合と、高いエネルギー密度の全固体電池を組み合わせている。このパッケージングは「ニッサンEVテクノロジービジョン」によるものだ。

これにより低重心化され、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」による滑らかな加減速が、今までに体感したことのない、リニアモーター列車のようなフラットで安定感のある走りを実現。快適な乗り心地も提供する。

ハイパーツアラーには、小型化した各コンポーネントの統合と、高いエネルギー密度の全固体電池を組み合わせている。
ハイパーツアラーには、小型化した各コンポーネントの統合と、高いエネルギー密度の全固体電池を組み合わせている。    日産

また、V2X(ビークルtoエブリシング)機能も搭載。大容量のバッテリーに蓄えた電力を自宅や店舗、オフィスなどに給電するだけでなく、旅先やさまざまなシーンで活用できる。

なお、このハイパーツアラーはJMS会場の日産ブースで実車が展示される。その独特なスタイリングや日本的な「おもてなし」感覚は、ぜひ会場で確認してみたいものだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。

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