BMW X5M、X6Mをロサンゼルスで発表
公開 : 2014.10.30 22:50 更新 : 2017.06.01 02:11
BMW MディビジョンはX5MおよびX6Mをロサンゼルス・モータショーで発表する。
共に搭載されるエンジンはツインターボの4.4ℓ V8ダイレクト・インジェクション・ガソリン・エンジンで、より大きなパワーとトルクがあが与えられるだけでなく、燃費も向上されているという。このV8ユニットは572psを発揮。また、インダクション・システムの変更によりトルクは76.5kg-mを2200-5000rpmで発生する。この数値は先代のX5Mよりも18ps、7.2kg-mほど向上した値で、つい先頃フェイスリフトを施したポルシェ・カイエンの4.8ℓ V8よりも52ps大きく(トルクは同値)、メルセデス・ベンツML63 AMGの5.5ℓV8よりも47ps、5.1kg-mほど大きい値だ。
トランスミッションも6速オートマティックが新しいものへと変更され、マルチ・プレート・クラッチによる4WDシステムも与えられる。この新しい4WDシステムは、リア・ホイールへ最大100%のトルク配分がされるという。
ボディ・ウエイトはX5Mが2275kg、X6Mが2265kgで、それぞれ先代よりも30kg程軽い。また、パフォーマンスは、0-100km/h加速が4.2秒と、これも0.3秒ほど速くなっている。最高速度は、リミッターで250km/hに制限されるが、オプションで280km/hの最高速も可能である。
比較すると、2185kgのカイエン・ターボは0-100km/h加速4.2秒、最高速度280km/h、2345kgのML63 AMGは0-100km/h加速4.8秒、最高速度250km/hとなっている。