燃費およびCO2排出量は、9.0km/ℓ、258g/kmで、これも先代のX5M、X6Mに対して1.8km/ℓ、67g/kmほど向上した値だ。

第3世代のX6、第2世代のX6のスタンダード・モデルとのエクステリア上の違いは、フロント・バンパーの大きなエア・インテーク、ペイントされたホイール・アーチ・フレア、エア・アウトレットが付けられたフロント・フェンダー、より大型化されたサイド・シルと、4本出しのクローム・メッキ・パイプを備えるリデザインされたリア・バンパーなどだ。また、標準のフロント10インチ、リア11.5インチ・サイズの20インチ・ホイールのhか、フロントに285/40、リアに325/35サイズのタイヤを履く21インチ・ホイールも選択可能だ。

また、Mディビジョンは、サスペンション関係にももちろん手を入れており、キャンバーを増大させたフロント・ウィッシュボーンは、横方向の力を増している他、ステアリング・ピボットも強化されている。ダンパー、スプリングも硬くされ、車高も10mmほど低くされている。標準でX5MおよびX6Mは、コンフォート、スポーツ、スポーツ・プラスの3つのモードを持つエア・サスペンションが装着される。

ニュルブルクリンクのテストでは、コーナリングで最大1.2Gの横Gに耐えたとしている。

価格は、X5Mが£90,179(1,570万円)、X6Mが£93,070(1,620万円)からで、ヨーロッパ・デビューは来年3月のジュネーブ・モーターショーとなる。