544馬力の高性能SUV メルセデスAMG 新型GLE 53ハイブリッド4マチック+クーペ PHEV導入
公開 : 2023.10.25 18:05
・メルセデスAMGのミドルクラスSUV、GLE 53のクーペモデルが登場。
・総合出力544psの新PHEVシステムを搭載。電気のみで80km以上走行。
・強化された直6エンジン、アグレッシブなエクステリア、7種類の走行モード実装。
ハイブリッドの高性能クーペSUV
メルセデス・ベンツの高性能ブランドであるメルセデスAMGは、ミドルクラスSUVの新型GLE 53ハイブリッド4マチック+クーペを発表した。
欧州では2024年に発売される予定で、総合出力544ps、最大トルク76.5kg-mのPHEV(プラグインハイブリッド)システムを搭載している。3.0L直6ガソリンターボエンジンに、電気モーターと31.2kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。
エンジンは大幅に強化され、ユニット単体の出力は14psアップの449psとなった。電気モーターは136psを発生させる。
駆動用バッテリーは、今年2月に発表されたメルセデス・ベンツGLE 400eおよびGLE 350deと同じ31.2kWhのユニットを採用。AC充電器では最大11kW、DC充電器では最大60kWの充電が可能だ。電気のみでの航続距離は82~87kmとされている。
走行モードは「コンフォート」、「スポーツ」、「スポーツ+」、「スムーズネス」、「インディビジュアル」、「エレクトリック」、「バッテリーホールド」の7種類を設定。
重量はまだ公表されていないが、0-100km/h加速は4.7秒とされる。これはSUVボディのGLE 53 4マチック+より0.4秒速いタイムだ。最高速度は250km/hに制限されている。
欧州WLTPサイクルでの燃費は85.8~100km/l、CO2排出量は27~31g/kmとされる。
エクステリアとしては、冷却ダクトが変更されたフロントバンパーと新デザインの21インチのホイールを採用。また、フロントウイングとリアに「Hybrid」のバッジが装着される。
ブレーキも改良され、フロントに400mm径ディスクと6ピストンキャリパー、リアに370mm径ディスクとシングルピストンキャリパーが採用された。
インテリアでは、充電状況やバッテリーの温度をグラフィックで表示する充電メニューなど、ハイブリッド専用のディスプレイと機能を備えている。
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