ゲレンデも電気に メルセデス・ベンツEQG コンセプト登場 ジャパン・モビリティショー2023

公開 : 2023.10.25 11:34  更新 : 2023.10.25 11:35

・ゲレンデも電気自動車に
・メルセデス・ベンツEQG
・EVでも走破性に本気

メルセデス・ベンツEQG

メルセデス・ベンツは、ジャパンモビリティショー2023の会場にてコンセプトEQGを発表した。「量産間近」だとコメントしている。

「デザインだけでなく、中身についても 言えることで、それによって妥協を排したオフローダーとなっています」ともいう。

メルセデス・ベンツ・コンセプトEQG
メルセデス・ベンツ・コンセプトEQG    AUTOCAR JAPAN編集部

ボディは今回も堅牢なラダーフレームを持つ構造を採用したほか、サスペンションもGクラスらしく、並外れたオフロード走破性を発揮できるよう設計されている。

フロントに独立懸架サスペンション、リアには電気駆動システムを組み込むため新たに開発したリジッドアクスルを搭載している。

4つの電気モーターはそれぞれがホイールにきわめて近い位置にある。個別に制御可能だ。オフロード用低速ギアは、あらゆる本格派の4WD車の場合と同様、切り替え式の2段変速機によって選択可能だという。

外装に持ち味 らしさも

フロントビューは特徴的な円形ヘッドライトがGクラスらしい。内燃エンジンモデルのフロントグリルに代えて、ディープブラックのフロントパネルが採用されている。

スリーポインテッドスターの周囲にはメルセデスの電気自動車でおなじみのブルーによる「丸味を帯びた正方形」のアニメーションパターンを配している。

メルセデス・ベンツ・コンセプトEQGのリアエンドドアには、通常のスペアタイヤカバーに代えて、白く光るアクセントを施したロック付のボックスが取り付けられる。充電ケーブルが格納される。
メルセデス・ベンツ・コンセプトEQGのリアエンドドアには、通常のスペアタイヤカバーに代えて、白く光るアクセントを施したロック付のボックスが取り付けられる。充電ケーブルが格納される。    AUTOCAR JAPAN編集部

ホイールは、専用デザインの22インチポリッシュ仕上げアルミ製。

リアエンドドアには、通常のスペアタイヤカバーに代えて、白く光るアクセントを施したロック付のボックスが取り付けられる。充電ケーブルが格納される。

ルーフラック前端に組み込まれたホワイトのLEDストリップは、過酷なオフロード走行に欠かせないサーチライトを現代的にアレンジしたもの。コンセプトEQGの本気度を強調したものとなる。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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