ついに正式発表 ディズニー100周年キャピングカー 問い合わせの状況は?

公開 : 2023.10.29 19:35

買うのはどんなヒト?

キッチンやテーブルの木材は天然のチェリー材、シートやベッドマットなどには専用デザインのモケット生地を採用するなど、わずか限定5台のためとは思えないほどコストをかけて製作されている。

もちろん、キャンピングカーとして必要なベッド(就寝定員は大人2名)やシャワー&トイレ、電子レンジや冷蔵庫などは完備している。

ゲートを開くと、そこはディズニーの世界。ミッキーのアイコンを模したデザインのカーペットがフロアを彩る。
ゲートを開くと、そこはディズニーの世界。ミッキーのアイコンを模したデザインのカーペットがフロアを彩る。     上野和秀

このディズニー100、前述のように限定台数は5台。車両価格(税込)は、2023万円から。

デュカトをベースに普通のキャンピングカーを製作すると、だいたい1500万円台~というから、約500万円のエクストラコストが加わっている。だが、限定5台のために、ディズニーのキャラクターだけでなく上質な木材や生地などの素材を用いているのだから、法外な価格ではないだろう。

すでに問い合わせは多いそうだが、購入を検討している人は、やはりディズニー好きの家族。それも、ご主人よりも奥様のほうが熱狂的、という人も少なくないそうだ。
また、デュカトという車格からして、初めてキャンビングカーを手に入れる人よりは、国産キャンビングカーからステップアップを目指している人が大半のよう。

ディズニー100の申し込みは、12月24日(日)まで。申し込み者が限定台数の5台を超えた場合は、抽選となる。デリバリーは来年の5月からを予定している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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