キア・ソレント 2.2 CRDi
公開 : 2014.11.01 23:50 更新 : 2021.03.05 21:37
■どんなクルマ?
韓国の自動車メーカー、キア(起亜自動車)が送り出す大型SUVであるソレントの3代目がこちらだ。英国に入ってくるのは来年の初旬。2.2ℓのディーゼル・エンジンがボンネット下に収まり、シートは7席、駆動方式は4WDとなる。
3代目ソレントは完全なるモデルチェンジを受け、強度が増した新しいボディシェルやランニングギア、トランスミッション、インテリアなどは先代から大きく変更されている。
全長は先代+95mmの4.78m。全幅は5mmワイドに、全高は15mm低められた。最低地上高も20mm下げられており、これに呼応してヒップポイントが38mm低くなったおかげで、多くの人にとって乗り降りしやすくなっている。
上屋が低められているものの、ヒップポイントの変更のお陰で天地方向のスペースは3列ともに犠牲になっておらず、足元のスペースも先代より広くなっているのだそう。3列目のシートを折りたたんだ状態の荷室容量は、先代の515ℓというサイズでも十分なものではあったが、このモデルからは615ℓへと拡大されている。
エンジニアいわく、新しいボディシェルは ’超がつくほど’ 堅牢なのだそう。ストラクチャーの53%に超高強度鋼(先代の24%増し)が用いられ、AピラーやBピラーを含む全体の10%は熱間押出の高強度高張力鋼が使用されている。
より硬度の高いスチールはホイールアーチやテールゲート、リアタイヤ周辺に用いられていることも全体的な強度増に一役買っている。その結果トータルでは先代よりも14%強度が増しているのだそうだ。