ランドローバー・ディフェンダーで都会のオフロードを 体験型イベント 希少車も展示
公開 : 2023.11.08 20:05
日本向け特別仕様の現行ディフェンダー展示も
現行型となる2代目ディフェンダーも様々なバリエーションのものが、会場の各所に展示された。
その中の目玉となるのが、同会場で初披露された限定車「ディフェンダー110カルパチアン・エディション・キュレーテッド・フォー・ジャパン」だ。待望の5.0L V8スーパーチャージドエンジンを搭載した「110カルパチアン・エディション」をベースに、人気のオプションやアクセサリーを標準化した日本向け特別仕様となっている。
ボディカラーは、重厚感のある「カルパチアン・グレイ」のボディカラーに、3つの異なる内装仕様を組み合わせたもの。価格は1749万6100円~1770万5100円となり、限定数は100台。因みにV8モデル自体も、2024年モデルが初導入となり、同年限定となる見込み。パワフルかつスポーティなディフェンダーを望むならば、今が絶好の機会といえそうだ。
ランドローバー系の体験型イベントでお約束といえるオフロード走行体験は、都心でもしっかりと用意された。今回は、参加者自らステアリングを握る「ミニテラポッド・バンク・トレイントラックス」と高さ5m最大傾斜43度の可動式専用スロープを使った同乗走行体験「ツインテラポッド」の2種類を用意。いずれも厳しいオフロード走行を想定した内容となっているだけに、非日常スリリング。もちろん、そのような状況下でも、ディフェンダーの安心感ある走りを披露し、参加者たちを驚かせた。
会場内では、様々なワークショップが開催されていたが、カッティングボードやシルクスクリーン印刷などによるオリジナルディフェンダーグッズ製作の人気が高く、参加者たちは、恋人や家族などと共に創作活動を楽しんだ。
ディフェンダーオーナー及びファン対象の体験型イベント
メインステージでは、2日間で異なるコンテンツが用意されており、スペシャルゲストによるトークショーとライブが行われた。
日中のトークショーでは、土曜日にプロボクサーの那須川天心選手が、日曜日には、ラグビー日本代表でワールドカップフランス大会を戦った稲垣啓太選手と松島幸太朗選手がスペシャルゲストとして登壇。プロスポーツの世界だけでなく、クルマを含めたライフスタイルなど様々な話題が繰り広げられ、来場者たちを楽しませた。
夕刻に行われたライブでは、土曜が関口シンゴさんによるアコースティックライブ、日曜日がSO-SOさんのヒューマンビートボクサーによるライブなどが行われ、美しい都会の夜景をバックに、生演奏を楽しんだ。
ディフェンダーを主役とした体験型イベントは、今後も企画されている。直近では、山梨県富士河口湖エリアで11月週末限定の「ディフェンダー・オフロード・エクスペリエンス・イン富士ヶ嶺」と11月25日~27日の期間で実施される宿泊イベント「ディフェンダー・ジャーニー・イン尾道」が行われる予定。
いずれも事前申し込みが必要となるため、詳細は公式サイトにてご確認を。なお宿泊イベントは、先着4組限定となる。両イベント共に、ディフェンダーオーナー及びファンを対象としており、誰でも参加が可能だ。ディフェンダーを相棒に考えている人は、その世界観に親しんでみるのも良いかもしれない。きっと自分に最適なディフェンダーと楽しみ方を知る良いきっかけとなるはずだ。