メルセデス・ベンツCLEクーペ 英国価格は約860万円から 2ドアのグランドツアラー

公開 : 2023.11.09 06:05

EクラスCクラスを融合

新型CLEクーペは、メルセデス・ベンツのMRAプラットフォームをベースとしており、第5世代Cクラスや第6世代Eクラスとコンポーネントを共有している。つまり、同社にとって最後の内燃エンジン専用車の1つとなる。

エクステリアは既存のEクラス・クーペをベースに発展させ、クラシカルでスポーティなシルエット、軽やかな「シャークノーズ」グリル、長く突き出たボンネット、大きく弧を描くルーフ、曲線的なCピラー処理などが特徴的だ。

メルセデス・ベンツCLEクーペ
メルセデス・ベンツCLEクーペ    メルセデス・ベンツ

ボディサイズは全長4850mm、全幅1860mm、全高1428mmと、Eクラス・クーペやライバルのBMW 4シリーズよりも長い。

2+2レイアウトを採用し、新開発のフロントシートにはヒーターや4ウェイ・ランバーサポート機能を標準装備する。

12.3インチのインストゥルメント・ディスプレイと11.9インチの縦型インフォテインメント・ディスプレイを備えたダッシュボードのデザインは、最新のCクラスを踏襲している。

室内空間はCクラス・クーペよりも広く、特に後席のスペースは顕著だ。トランク容量は420Lで、4シリーズ・クーペより20L小さい。

足回りとしては、フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンク式のスチール製サスペンションを採用。基本的にはCクラスのものをベースにしているが、車高は15mm下げられている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    役職:ソーシャルメディア・エグゼクティブ
    AUTOCARのSNS担当として、X、YouTubeショート、インスタグラムなどの運営を任されている。以前は新聞紙や雑誌に寄稿し、クルマへの熱い思いを書き綴っていた。現在も新車レビューの執筆を行っている。得意分野はEVや中古車のほか、『E』で始まるBMWなど。これまで運転した中で最高のクルマは、フォルクスワーゲンUp! GTI。 『鼻ぺちゃ』で間抜けなクルマだったが、家族の愛犬もそうだった。愛さずにはいられないだろう。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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