レクサス流のオーダーメイドとは 新型SUV「LBX」、ついに価格発表

公開 : 2023.11.09 13:36

マルチメディア装備も「自分流」

装備面もラグジュアリーブランドの名に恥じないものになっている。

LBXは、9.8インチのタッチディスプレイに直感的な扱いやすさを追求した最新のマルチメディアシステムを採用。また、Gリンク機能により、ユーザーの日常使いに即したサービスを提供する。主な機能を紹介しておこう。

LBXビスポーク・ビルド
LBXビスポーク・ビルド    レクサス

最新の音声認識機能は、ステアリングホイールのトークスイッチによる起動に加え、ディスプレイのマイクアイコン操作や音声による起動を可能とした。あらかじめ設定されたキーワードを発話することで、スイッチ操作や再生中の音楽を停止することなく、音声認識機能の起動が可能だ。さらに、自然な発話での操作にも対応した。

また、個人設定を車両に登録することができる「マイセッティング機能」は、従来の車両設定(ドライビングポジションやイルミネーションなど)に加え、ナビやオーディオなどのマルチメディアの設定にも対応。スマートキーだけでなく、デジタルキーやブルートゥース機器(スマートフォンなど)でもドライバーの特定が可能になる。また、Gリンク契約中は、マルチメディアの設定はデータセンターに格納され、別の車両でも利用することができる。

このシステムはOTAアップデートを行うことで、予防安全装備や先進技術の性能を向上し、ユーザーのライフスタイルに寄り添っていく。

ナビ機能については、クラウド上の地図情報を活用し、交通情報・駐車場の空き情報をリアルタイムで取得するコネクテッドナビを採用。Gリンクと契約中は、つねに最新の地図データを利用できる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。

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