何かと話題のホンダ・プレリュード・コンセプト 賛否両論と渦巻く回顧

公開 : 2023.11.10 06:45

プレリュード・コンセプト 好意的な声

プレリュード・コンセプトに寄せられた好意的な声の中でも、やはりというか最も多かったのがプレリュードという名前が復活したことを喜ぶものだった。

特に「当時〇代目に乗っていた」という往年のユーザーの声が多く、すでに子育ても終わった世代が中心ということで、大人が乗って恥ずかしくないスペシャリティクーペとしての復活を望む声が多いようだ。

ホンダ・プレリュード・コンセプト
ホンダプレリュード・コンセプト

車名だけ復活して全く異なるボディタイプとなることも珍しくないが、プレリュードはしっかり2ドアクーペというボディタイプを踏襲した点も評価する声が見られた。

パワートレインについては前述したようにBEVではなくHEVということで、そこをしっかり把握している人は充電環境のないユーザーでも安心して購入できる点も好意的に受け取られていたようだ。

日本以外ではシビックやアコードのクーペモデルが存在していたが、国内では5代目プレリュード以降、久しく存在してこなかった2ドアクーペというボディタイプが復活し、ワールドプレミアの地が日本ということもあって、日本への導入を期待する声もあり、良くも悪くも注目を集めていることは間違いないようだ。

あとはコンセプトではなく、市販モデルが登場したときにどのくらいスタイルが変化するのか、はたまたコンセプトモデルのままで登場するのか、パワートレインはどんなものになるのか、価格はどうなるのかなど、気になる点は多く、まだまだ注目の的となることだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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