メルセデスAMG A 45 S/CLA 45 S 4マティック+に特別仕様車 各100台限定でオレンジアクセント入り

公開 : 2023.11.11 07:45

パワートレインやミッション、その他装備は?

パワートレインはツインスクロールターボチャージャーや可変バルブリフトシステム「カムトロニック」を採用し、最高出力421ps/最大トルク50.99kg-mを発生する2L直列4気筒ターボエンジンの「M139」を搭載。

また、最大トルクを5000~5250rpmの範囲で発生するなど、トルクカーブが自然吸気エンジンに近い特性を実現し、エモーショナルな加速感を味わうことができるという。加えてレスポンスや吹け上がりの改善も行い、レブリミットも7200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みのエンジン性能を備えたと話す。

メルセデスAMG A 45 S/CLA 45 S 4マティック+ストリートスタイル・エディション
メルセデスAMG A 45 S/CLA 45 S 4マティック+ストリートスタイル・エディション

このエンジンは、ターボチャージャーとエグゾーストマニホールドがエンジン後方に、インテークマニホールドなどの吸気系がエンジンの前方に位置させることで、エンジン搭載位置を下げ、操縦性能に貢献するだけでなく、空力的にも有利なものとなったという。

シリンダーブロックはクローズドデッキ構造を採用し、最大160barの燃焼圧を可能にしたという。シリンダーライナーにはピストンとシリンダーの間に発生する摩擦を低減する目的で、特許技術のナノスライドのコーティングを施したとアナウンスされた。

なお、M139エンジンはメルセデスAMG本社があるドイツのアファルターバッハで「ワンマン・ワンエンジン」という哲学のもと、厳格な品質基準に従って、ひとりのマイスターが一基のエンジンを最初から最後まで責任を持って手作業で組み上げるという生産方式を採用している。

M139エンジンに組み合わされるAMGスピードシフトDCT8速デュアルクラッチトランスミッションは、全速度域でのきわめて自然な加速性能に加え、素早いシフトとシフトアップ時の最適なギアのつながりが得られるようにセッティングされ、俊敏、かつダイナミックで気持ちの良い加減速を実現したと話す。エグゾーストシステムには自動制御のフラップを装備しており、選択したドライブモードに応じて、バランスの取れた音色から、ドライバーの感性を刺激するモータースポーツ譲りのエグゾーストサウンドまで切り替えを行うことが可能だ。

AMGライド・コントロール・サスペンション

サスペンションを制御する3つのモードをドライバーが選択することが可能となる。快適志向からスポーツ性を強調したものまで、それぞれ異なるセッティングとなっている。システムは走行状況や路面の状態に応じて各ホイールに対する減衰力を自動で調整するが、この調整は連続可変式となっており、減衰特性を広い範囲にわたって変化させるという。その結果、走行快適性とアジリティを等しく高めることが可能になったとメルセデスは言う。

その他装備

その他装備として、最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザーエクスペリエンス)/360°カメラシステム/ブルメスター・サラウンドサウンドシステムも備えている。

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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