ロールス・ロイス・ゴースト 南の夜空をイメージしたビスポークモデル 東京で公開
公開 : 2023.11.14 11:45
ロールス・ロイスはゴーストに「南の夜空」をイメージしたビスポークモデルを東京で公開しました。デザインチーム活動の一環で世界各地の主要都市にて公開しており、これを機に同社発表のビスポーク・ゴーストを振り返ります。
「きょしちょう座を囲む南の夜空を思い起こさせる」 ゴースト
ロールス・ロイスは、同社のゴーストの新たな旅を祝して、現代性を体現するビスポークの特別モデルを東京にてお披露目した。ロールス・ロイスのデザインチームは、ビスポークの無限の可能性を示すゴーストの新しい表現を特別にデザインし、世界各地の主要都市で発表している。
この度、東京で公開されたのは、きょしちょう座を囲む南の夜空を思い起こさせる荘厳なトゥカナ・パープルのゴースト。ゴーストのコンテンポラリーなイメージと遊び心を見事に体現する大胆なトゥカナ・パープルの色調と、鮮やかなライム・グリーンのコントラストが目を引く組み合わせは、ゴーストが描き出すビスポークの無限の可能性の好例のひとつと表現する。
ゴーストのシームレスなエクステリアはビスポーク・ペイントのための純粋なキャンバスとして、インテリアの美しさを引き立てるビスポークのインストゥルメント・ダイヤルは、カスタマイズによって選ばれた表情豊かな色合いで躍動感をもたらすという。
ゴーストは、119年にわたるロールス・ロイスの歴史の柱となるモデルであり、その革新的な歩み「ロールス・ロイス・ルネッサンス」を牽引した象徴的なセダンとして、独自の地位を確立していると表現する。
ロールス・ロイス・モーター・カーズのアジア太平洋リージョナル・ディレクターである、アイリーン・ニッケインは「ゴーストはロールス・ロイスにとって素晴らしいサクセス・ストーリーを意味します。力強く表情豊かなトゥカナ・パープルのゴーストは、ロールス・ロイスのビスポークの可能性、そして日本のお客様が大切にする個性的な表現と卓越した希少性を体現しています」と述べた。
ロールス・ロイスは、ミニマルなデザインによって新たな美学を表現するゴーストを色鮮やかな個性を描くための最高のキャンバスとして見立てて、お客様のインスピレーションを刺激する様々な試みを実現している。
ブラック・バッジ・エクリプシス/アンバー・ロード
ブラック・バッジ・ゴースト・エクリプシス
皆既日食からインスピレーションを受けて誕生した25台限定のプライベート・コレクション。この卓越したコミッションは、月が太陽を完全に覆い隠す荘厳な瞬間を巧みに再現する。
完全ビスポークのスターライト・ヘッドライナーには、そのインスピレーションの源となった皆既日食を再現する魅惑的なシークエンスが用意されている。940もの光ファイバーでつくられた星の輪が月のシルエットの周りに輝く光のコロナを表現して浮かび上がり、さらにヘッドライナー全体に散りばめられた192個の星が光を放ち、皆既日食でしか見ることのできない日中の空に煌めく星々の幻想的な光景を再現しているという。
このアニメーションは、皆既日食の最長継続時間である7分31秒間続き、終了後は、再び夜空に星座が広がる。イルミネイテッド・フェイシアには、皆既日食のタイムラインを象徴する1846個のスターが、レーザー・エッチングで表現、タイムピースのベゼルには、ロールス・ロイスで初めて0.5カラットのブリリアント・カット・ダイヤモンドが配され、ビスポークの頂点を極める。
それは月が太陽を隠す直前と直後のわずかな瞬間に、月の輪郭上にまばゆい光を放つ一点を見ることができる「ダイヤモンド・リング」現象を想起させると表現した。
ゴースト・アンバー・ロード
わずか12台からなる、琥珀に着想を得た壮麗なコレクションだ。「北の黄金」と呼ばれる琥珀は、3500年以上にわたって「琥珀の道」として知られる交易路を通じて広く取引されていた。リリカル・コッパーとコーニッシュ・ホワイト・オーバー・ブロンズの2トーンカラーのビスポークのエクステリアは、琥珀の暖かく艶やかさを特徴的に捉えていると話す。
インテリアはダーク・スパイスまたはシーシェルで仕上げられ、アルマニャックとマンダリンのステッチがアクセントになっている。ビスポークのスターライト・ヘッドライナーには、バルト海と地中海を結ぶ歴史的な交易路がホワイトとアンバーの光ファイバーによる星で描かれ、イルミネイテッド・フェイシアにも琥珀の道が繊細に表現されるという。