アルファ・ロメオ、マセラティ・ベースのSUVがスタート
公開 : 2014.11.06 22:50 更新 : 2017.06.01 02:11
このマセラティ・ベースのSUVは、アルファ・ロメオのSUVの最初のスクープ・ショットだ。このモデルは、2016年にショー・ルームに届けられる予定である。
このSUVは、リア・ホイール・ドライブおよび4WDの両方のバージョンが製作去れる予定で、マセラティ・クアトロポルテQ4と同じドライブ・システムを持つものだ。
明確にスポーティなSUVという位置づけがされ、ポルシェ・マカン、そしてレンジローバー・イヴォークのラインハルトなる。
このスパイショットから判断するに、新しいアルファ・ロメオのSUVは、マセラティ・ギブリのプラットフォームを短くして使用する。それは、前輪と前のドアの感覚が小さいことから判断されたもので、ホイールベースは300mmほど小さくなると思われる。また、同時に解るのは、ルーフがアグレッシブな角度であることや、優美なボディ曲線が使われるということだ。
サスペンションは、フロントがダブル・ウィッシュボーン、リアも独立懸架で、アダプティック・ダンパーが装着される。
エンジンは、V6ガソリンとディーゼルのほか、4気筒ターボのガソリンとディーゼルも用意されるはずだ。特に4気筒は、マルチエア・バリアブル・バルブ・タイミング&リフトを利用し、EU6のエミッション規制をクリアするものと予想される。また、トップ・エンドのアルファ・ロメオ・ユニットには、フェラーリによって開発されたことを示すサブブランドが付くという噂もある。
トランスミッションは、8速オートマティックで、マニュアル・トランスミッションは用意されない模様。
アルファ・ロメオは、来年6月から高級なブランドとして再起動する予定で、BMW 5シリーズ・サイズの新しいジュリエッタの登場も計画されている。ラグジュアリーなSUVマーケットが拡大する中、このアルファ・ロメオSUVも、アルファの2つめの柱となる。
ちなみに、フル・サイズのギブリ・ベースのSUVは、マセラティからレヴァンテのネーミングで、来年3月のジュネーブ・モーターショーで公開される予定だ。共に、フィアットのミラフィオリ工場で生産される。