アストン・マーティンV12ヴァンテージ・ロードスター

公開 : 2012.07.11 14:07  更新 : 2017.06.01 00:59

アストン・マーティンは510bhpのパワーで306km/hの最高速を持つV12ヴァンテージロードスターを発表した。

2009年にV12ヴァンテージが発表されて以来、待望久しいオープン・トップ・モデルだ。その価格は150,000ポンド(1,850万円)と、クーペよりも15,000ポンド(185万円)高いプライスタグが付く。

エンジンはV12ヴァンテージやDBSと同じ5935ccV12で、510bhp/6500rpm、58.0kg-m/5750rpmのパワー、トルクを持ち、6速マニュアルが組み合わせられる。

VHプラットフォームをベースに、リア・ダンパー・セットアップ、フロントとリアのダンパー・チューニングと、リア・スプリング・デザインがモディファイされている。車両重量は1760kgで、クーペ・モデルよりも80kg重い。

アストン・マーティンの予想では、0-100km/hが4.5秒とV12ヴァンテージより0.3秒遅いが、最高速は306km/hと変わらない。

V12ヴァンテージ・クーペと同様に、スロットル・レスポンスを良くし、エグゾースト・ノートをより逞しくする「スポーツ」モード・ボタンが特徴だ。

デザイン面では、高速安定性を改善するためにリアのリフトを減らすフリップ付きのリア・トランク・リッドが装着されている。また、低いエア・インテークと19インチのアロイ・ホイール、カーボンファイバー製のフロント・スプリッター、ミラー・カバー、リア・ランプ・カバー、サイド・ストレイクなどが付けられる。

V12ヴァンテージ・ロードスターは、リア・ディフューザーは、クーペとは違うデザインがされている。2本出しのテール・パイプ・フィニッシュとセンター・マウントのオイル・クーラーも異なる。

オプションとしてカーボンファイバー製のフェイシアを持つインテリア・トリムとギアシフトまわりを選択することも可能だ。

オーダー受付は既に始まっており、今年の最終四半期から製造が初められる。

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