この姿で市販車? 1305馬力のハイパーカー、過激デザインで攻めまくる 中国から2025年発売へ

公開 : 2023.11.17 06:25

・中国の高級EVブランドから「ハイファイA」というハイパーカーが登場。
・最高出力1305ps、0-100km/h加速は約2.0秒。欧州市場にも導入?
・コンセプトカーのようなド派手デザイン。最新テクノロジー満載。

コンセプトカーのような市販車

中国の自動車メーカーであるヒューマン・ホライゾンズ(華人運通)は、4人乗りの電動ハイパーカーとして新型ハイファイAを2025年に導入すると発表した。

ハイファイAはフロントに1基、リアに2基の電気モーターを搭載し、最高出力1305psを発生。0-100km/h加速を約2.0秒で駆け抜け、最高速度は300km/hに達する。

ハイファイA
ハイファイA    ヒューマン・ホライゾンズ

航続距離やバッテリーなどの詳細についてはまだ明らかにされていないが、ピーク時に1.5MWの電力を放電できる自社開発ユニットを搭載しているという。

モーター技術はウェセイル・ニュー・エナジー・オートモーティブ社のもので、「軽量、コンパクト、超静音、アップグレード可能」と謳われる。

また、前後50:50の重量配分を実現し、後輪操舵、可変ダンピング、トルクベクタリングを備えている。

スタイリングとしては、今年初めに欧州で発売されたセダンのハイファイZやSUVのハイファイXとの共通点が多い。ハイファイAはカーボンファイバー製パーツを随所に採用し、大型リアウイングとワイドタイヤも装備。ボディカラーにはマット仕上げが用意される。

インテリアは「ドライバーに焦点を当てたセットアップ」となっており、後部座席には2人分のスペースがある。

ヒューマン・ホライゾンズは2017年にハイファイ(HiPhi)という高級EVブランドを立ち上げ、今年初めには欧州市場に進出している。

ハイファイAの詳細については、今後数か月のうちに明らかにされるという。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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