ジープラングラー

由緒あるジープ・ラングラーにマイナーチェンジが施され、12ウェイのパワーアジャスタブルシート(フロント)や12.3インチのタッチスクリーン、ワイヤレス接続のアンドロイド・オートとアップル・カープレイなど、快適装備が追加される。英国では、最高出力270psの2.0L 4気筒ターボと8速ATの組み合わせのみが設定される。

ジープ・ラングラー
ジープ・ラングラー

ランボルギーニレヴエルト

アヴェンタドールの後継車レヴエルトは、新しい6.5L V12エンジンに3基の電気モーターを加えた、ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド・スーパーカーだ。合計出力1015psで、0-100km/h加速を2.5秒で駆け抜け、最高速度は350kmを超える。問題はただ1つ、2026年分まで完売していることだ。

ランボルギーニ・レヴエルト
ランボルギーニ・レヴエルト

レクサスLBX

レクサス英国部門は、高級ミニバンのLMを導入する一方で、エントリーモデルとなるLBXを迎え入れる。LBXは2万3000ポンド(約425万円)のトヨタヤリスクロスと基本構造の多くを共有しているが、インテリアの質感は格段に向上している。英国価格は2万9995ポンド(約550万円)から3万9000ポンド(約720万円)。

レクサスLBX
レクサスLBX

ロータスエメヤ

電動化改革を続けているロータスは、最大出力905psの高級電動セダン、エメヤでポルシェタイカンに挑もうとしている。航続距離はSUVのエレトレと「ほぼ同等」とされ、モデルによって490~600kmと予想される。

ロータス・エメヤ
ロータス・エメヤ

メルセデスAMG GT

メルセデスAMG SLの兄弟車となるクーペで、AMG製4.0L V8ツインターボを改良したパワートレインにより、最高出力475psまたは585psを発生する。どちらの仕様でも9速ATが組み合わされ、0-100km/h加速は3.9秒を下回る。

メルセデスAMG GT
メルセデスAMG GT

MG 3

英国由来のブランドであるMGが来年、コンパクトカーのMG 3に包括的な改良を実施し、排出ガス削減のためのマイルドハイブリッドと新しい運転支援システムを採用するようだ。これにより価格は高くなるが、MGは手頃な価格をキープする姿勢を見せており、2万ポンド(約370万円)を下回る予想されている。

MG 3
MG 3

MGサイバースター

中国の巨大企業SAICに買収されて以来、MGにとって初となる新型スポーツカー。2基の電気モーターで543psという驚異的なパワーを発生する電動モデルだ。デザインとしても新しい要素を数多く採り入れている。エントリーグレードのシングルモーター/後輪駆動モデルで約5万5000ポンド(約1015万円)、デュアルモーター/四輪駆動モデルで6万5000ポンド(約1200万円)になると予想されている。

MGサイバースター
MGサイバースター

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    英国編集部ビジネス担当記者。英ウィンチェスター大学で歴史を学び、20世紀の欧州におけるモビリティを専門に研究していた。2022年にAUTOCARに参加。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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