日本でも売ってくれ! 2024年大注目の新型車 8選 乗れる日が待ち遠しい

公開 : 2023.11.25 18:05

スコダ・スパーブ

スパーブは、チェコの自動車メーカー、スコダ(Skoda)が販売する上級モデル。実用性に重点を置いた堅実な設計で、上質だが高級すぎないスタイリングも好感が持てる。悪く言えば地味だが、「こういうのがいいんだよ」という意見も多いのではないだろうか(筆者然り)。

フォルクスワーゲンの新型パサートとは兄弟車の関係にあり、基本構造や多くの部品を共有している。パサートがヴァリアント(ステーションワゴン)のみの設定となるのに対し、スパーブでは引き続きセダンとステーションワゴンの2種類のボディが用意される。このあたりの設定も、欧州ではウケそうだ。

スコダ・スパーブ
スコダ・スパーブ    スコダ

パワートレインとしては、ガソリン、ディーゼル、PHEVと各種取り揃えている。ボディも含めた選択肢の幅の広さは、そのままユーザー層の幅広さに繋がるだろう。

ゼンヴォ・オーロラ

デンマークにゼンヴォ(Zenvo)という自動車メーカーがある。2004年設立と歴史の浅いブランドだが、独自の技術を投入した少量生産ハイパーカーで着実に認知度を高めつつある。例えば、2018年に登場したTSR-Sというモデルは、ステアリングホイールの操作に合わせてリアウィングが左右に傾き、コーナリング時のダウンフォースを高めるというユニークなアイデアを特徴としている。

そして、新たに投入する次世代のハイパーカーが、6.6L V12クワッドターボと3基の電気モーターを搭載し、合計出力1850psを誇るオーロラだ。レーシーな「アジル(Agil)」と上品な「トゥール(Tur)」という2つの仕様が用意され、いずれも50台ずつの限定生産となる。

ゼンヴォ・オーロラ
ゼンヴォ・オーロラ    ゼンヴォ

英国価格は約300万ポンド(約5億5000万円)からと大変高価だが、カスタマイズ・オプションも多く用意され、オーナーの好みに合わせた「自分だけの1台」に仕上げることができるらしい。

日本ではまだまだ知られていないゼンヴォだが、ブガッティケーニグセグと肩を並べる日もそう遠くないのかもしれない。

記事に関わった人々

  • 執筆

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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