FIAT&ABARTH 500 全国ミーティング 2014
2014.10.26
チンクエチェント・ユーザーによる、チンクエチェント・ユーザーのための非営利イベントとして知られる「FIAT&ABARTH 500 全国ミーティング」が今年も開催された。会場となったのは浜名湖ガーデンパークの西側駐車場で、368台(デモカーを除く)という過去最大の参加台数をマークした。
2009年に浜名湖の渚園にて行なわれた全国ミーティング(筆者も参加)がプレイベント的な役割を果たし、2011年にラグーナ蒲郡にて第1回目を実施。この時は車外に出たくないほどの大雨だったが、そんな悪天候にもかかわらず178台以上もの新旧チンクエチェントが駆けつけた。そして、第2回目を浜名湖ガーデンパークにて開催。現行型フィアット 500/アバルト 500の販売登録累計が着実に伸びていたことが追い風となり、350台の新旧チンクエチェントが集結した。
第3回目となった昨年も全国各地からフィアット500/アバルト500が310台ほど集まり、全国ミーティングの定着ぶりを再認識することができた。既述したように、今年は368台も集結したわけだが、会場のキャパシティを考慮し、入場制限をしつつ記録した台数だったので、浜名湖ガーデンパーク側の理解を得られれば、フィアット500/アバルト500を500台集めるという当初の目的をそう遠くない将来に達成できるだろう。
最後にスケジュールを記しておくと、9時に開場、10時にミーティングを開始、11時に集合写真を撮影、11時半からビンゴ大会を実施、14時45分に閉会式、15時に解散というものだった。ファミリーやカップルはもちろん、ソロでも楽しめる点を特長としているので、新旧チンクエチェントを愛用している方は、来年は気軽に参加してみるといいだろう。目指せ!500台だ!!
会場となった浜名湖ガーデンパーク 西側駐車場は、東名の浜松西ICから約30分の場所にある。
500、カブリオレ、アバルトに続く、第4のチンクエチェントである500Lが早くも参加した。
会場入りするための順路が予め決められているため、参加者たちはキレイに整列できる。
誘導係の指示に従ってカラー舗装部に進入し、一旦停止。ここで写真係が全車を撮影した。
入場した現行500は浜名湖ガーデンパークの芝生側から順番に駐車し、キレイに整列された。
テーブルセットと食べ物を持参するとピクニック気分で、存分に楽しんでいる参加者も多かった。
主催者の心遣いで展示の際に使える専用のナンバープレート・カバーをPCからダウンロードできた。
今年は自作のナンバープレート・カバーを披露し、装着する500オーナーが数多く見受けられた。
まだ少数派だったが、会場内でチンクエチェントのラジコンを走らせたり、展示している方が数名いた。
ルパン三世のフィギュアを飾るというのはチンク・イベントのも定番だが、今年は特に目立った。
今後はカーショーに、ペダルカーを持ってくることが、新たなトレンドになるかもしれない。
自車の前後にテーブルを出し、各種グッズ類やアクセサリー、不要なパーツを販売しているオーナーも。
参加車両は圧倒的にノーマルのままが多いが、なかには徹底的にモディファイされた500も参加。
今年は25社以上が会場内に出展し、参加者にアピール。写真はロメオ フェラーリスのデモカー。
協賛各社から提供されたチンクエチェントにちなんだアイテムが景品となるビンゴ大会は今年も大盛況。
アバルトがチューンしたといわれるオースチン・エルフ・アバルトなる珍車も特別参加した。
368台が集結するとこういう光景になる。来年の目標台数は念願の500台になるかもしれない。
イベント終盤に黒系のオーナーが集り、フォト・セッションを行い、クルマ談議を楽しんでいた。
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