ついに「T7」トランスポーターが登場 PHEV、EVも導入で第7世代へ フォルクスワーゲン

公開 : 2023.12.13 06:45

・フォルクスワーゲンの大人気商用バン、トランスポーターの新型が登場。
・第7世代としてPHEVの「eハイブリッド」など電動パワートレインを導入。
・正式発表は2024年春を予定。

大人気商用バン 第7世代へ

ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンは、第7世代となる商用バン、トランスポーターの予告映像を公開した。フォードと共同開発した新しいプラットフォームを採用し、初めて電気駆動のEV版も導入される。

トランスポーターは、フォルクスワーゲンの商用車部門(VWCV)で販売台数の3分の2を占める大人気モデルであり、新型の「T7」はフォード・トランジット・カスタムの兄弟車としてトルコのオトサン工場で生産される。

フォルクスワーゲン・トランスポーターの予告画像
フォルクスワーゲン・トランスポーターの予告画像    フォルクスワーゲン

9人乗りのシャトル、2列シートのコンビ、そして荷物積載に特化したパネルバンが用意される。スポーティな「スポーツライン」仕様も設定される予定だ。

トランスポーターといえば、キャンピングカー仕様のカリフォルニアのベース車としても知られるが、新型は異なる。今年8月のコンセプトモデルで予告されたように、次期カリフォルニアはMQBプラットフォームのマルチバンをベースとする。

パワートレインとしてはディーゼルエンジンのTDI、PHEVのeモーション、EVのeトランスポーターが用意される予定だ。

詳細については2024年初頭の発表を待ちたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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