ポルシェ911はすべてターボ・エンジンに
公開 : 2014.11.18 22:30 更新 : 2017.06.01 02:11
ポルシェ911は2018年に新しいモデルにフル・モデルチェンジする予定だが、その前に来年大きな変更がされる。来年9月のフランクフルト・モーターショーでデビューするマイナーチェンジされる991型911は、エンジンが一新されるのだ。
現行のノーマル・アスピレーション・フラット6が、すべてターボ・ユニットになるというのだ。911カレラのベース・ユニットは、中国などの税制を考えて3.0ℓのターボとなる。ダウン・サイジングされるがターボの追加により、そのパワーは現行の3.4ℓユニットよりも15psほど大きい370psとなる。また、カレラSも同様に15psアップした420psとなる模様だ。
スタイリングは、フロント・マウントのラジエータのクーリングの向上のためにより大きなエア・ダクトが開けられたフロント・バンパー、スリムなLEDデイタイム・ランニング・ライトなどが変更される。また、ヘッドランプの形状は変わりないが、内部のグラフィックスは一新される。ドア・ミラーはウインカー内蔵となり、テールランプのグラフィックスも変更される。また、リア・バンパーは、より大きな熱量を排出するためのスリットが開けられる。
インテリアは、最近マイナーチェンジされたカイエンにも採用されたマルチメディア・システムが採用される。
噂されている4気筒が積まれることはないようだ。しかし、2018年の新しい911に搭載されるかどうかは、現在議論の最中のようだ。