審査員は試乗レポートでお馴染みの5名

続いて、今回の審査員5名をご紹介させていただこう。AUTOCARではおなじみの、少々辛口な英国編集部のロードテスターが、厳しく冷静に配点を下す。上位3台を選出後、2023年の優勝車が決定する。

ジェームス・ディスデイル(James Disdale)

有能な自動車ジャーナリストで、ポッドキャストでも英国の読者の間ではおなじみだろう。合間のティータイムを非常に楽しみにしている1人だ。

アンドリュー・フランケル(Andrew Frankel)

英国ベスト・ドライバーズカー(BBDC)選手権 2023 公道ステージでの審査の様子
英国ベスト・ドライバーズカー(BBDC)選手権 2023 公道ステージでの審査の様子

AUTOCARの元編集者で、現在は経験豊かなフリーの寄稿者。BBDCではベテランの1人でもある。長年愛用するヘルメットは、グッドウッド・フェスティバルのステッカーで飾られている。

リチャード・レーン(Richard Lane)

AUTOCARの詳細データテストを、強い責任感でまとめる1人。今年は公道コースのチャレンジングな区間を選定しただけでなく、居心地の良いホテルの予約も引き受けてくれた。予算に適った範囲で。

マット・プライヤー(Matt Prior)

2023年の彼は、直接的な表現を少し避けた様子。各メーカーの関係者が抱く感情を意識したのかもしれない。それでも、反感を買うのに充分な表現も少なくなかったけれど。

イリヤ・バプラート(Illya Verpraet)

BBDCの審査には始めて参加する、若手のロードテスター。1度に通常の試乗レポートを執筆しながら、ステージ毎にノミネート車両としての配点もこなしていた。かなりのやり手だ。

5名による総合的な判断で、どの1台が2023年のベストへ選ばれるのだろうか。少し長いコンテンツとなったが、最後までお付き合いいただければ幸いだ。

この続きは、BBDC 2023(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋健治

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

英国ベスト・ドライバーズカー(BBDC)選手権 2023の前後関係

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