メルセデス・ベンツC 350 eスポーツ 電気モーターで110km走行可能なプラグインハイブリッド・セダン
公開 : 2023.12.26 07:45
メルセデス・ベンツはCクラスに電気モーターのみで110km走行可能なC 350 eスポーツを導入。2Lエンジンとプラグインハイブリッドのいい所取りで、それぞれの良さを掛け合わせて安心へ繋げます。
CクラスにPHEVモデル追加
メルセデス・ベンツは、ベストセラーモデルであるCクラスに、プラグインハイブリッドモデル「C 350 eスポーツ」(以下、C 350 e)を追加し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売すると発表した。メーカー希望小売価格(税込)は995万円となる。
Cクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能/快適性/安全性などあらゆる面において常にセグメントのベンチマークとされているモデルであると語る。2014年から販売している先代Cクラスは、セダンとステーションワゴンを合わせて、日本で累計約10万台以上を販売し、2015年~2019年まで、年間のセグメントナンバー1を達成し、数々の賞を受賞するなど、高い評価を得ていると述べた。
現行Cクラスはサポートの精度を高めた安全運転支援システム/直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ/直感的な行先案内が可能なARナビゲーション/利便性が高い生体認証によるシートポジション等の設定など、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの新技術を多数採用したという。
また、エクステリアとインテリアのデザインにもSクラス譲りの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティさも表現し、メルセデスAMGモデルを含む全ラインアップを電動化したと発表した。
C 350 eスポーツの特長
今回追加されたC 350 eは、最高出力204ps/最大トルク32.63kg-mを発生する2L直列4気筒ターボエンジンに、容量が25.4kWhのリチウムイオンバッテリーと出力95kW/トルク44.87kg-mの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデルだ。
電気モーターのみで140km/hまで走行することができ、走行可能な航続距離は110kmのため、お買い物や通勤など日常では電気自動車のように使用することが可能だと述べる。遠方へのドライブではガソリンエンジンで充電しながら走行するなど電気モーターとガソリンエンジンのメリットを掛け合わせることで航続可能距離や充電時間を気にすることなく、安心して使用が可能だという。
インテリジェントアクセルペダル
「インテリジェントアクセルペダル」は「プレッシャポイント機能」を備える。EV走行モードの際、これ以上アクセルを踏むとエンジンも使用しなければならないというモーター走行の限界点でアクセルペダルの抵抗を増してドライバーに知らせることにより、無駄なエネルギーの消費を抑えるドライビングの実現に貢献する。