メルセデス・ベンツC 350 eスポーツ 電気モーターで110km走行可能なプラグインハイブリッド・セダン
公開 : 2023.12.26 07:45
C 350 eスポーツのその他機能は?
MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)
C 350 eには、12.3インチのワイドディスプレイを採用するインストルメントクラスターと、11.9インチの縦型ディスプレイを採用するメディアディスプレイの2画面を標準装備している。
また、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を採用し、ボイスコントロールは「ハイ、メルセデス」をキーワードとして起動する。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力/電話通話/音楽選択/気象情報)に加え、クライメートコントロール/各種ヒーター/照明など多様な機能にも対応する。
また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることが可能であり、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能だ。
MBUX ARナビゲーション
車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示されるAR(拡張現実)ナビゲーションをオプション設定している。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされるが、ARナビゲーションにより、直感的にどの道路に進むべきかを判断することができるという。
生体認証(指紋/声)によるシートポジション等の設定
ドライバーの指紋、声のいずれかの生体認証もしくはPINコードによる認証によりプロファイルへのログインが可能。ログインにより、シート/ステアリング/サイドミラーのポジション/コックピットディスプレイの表示スタイル/ナビゲーションのお気に入り設定などを統合して読み込むことが可能となった。
デジタルライト(ウルトラハイビーム付き)
ヘッドライトには、デジタルライト(ウルトラハイビーム付き)をオプション設定する。このモジュールは100万個以上の微小な鏡により光を屈折させることで照射方向を定めるという。
このため、片側のヘッドライトあたりの解像度は100万画素以上となるが、鏡が占める面積は親指の爪ほどの大きさだと述べた。この革新的なヘッドライトは、凹面レンズ「デジタル・ライト」のレタリング、ブルーのアクセントも装備され、デザイン性も同時に高められた。
ヘッドライト片側で100万以上のエリアに分割可能な光を照射するため、きわめて正確な配光が可能となり、ハイビームアシストが対向車や道路標識に光が当たらないように調整する場合の精度が、従来の84画素の光に比べて精度が大きく高まっており、ハイウェイモードやカントリーモード、フォグランプ強化機能などの照明が最大限効果的なものとなった。
テレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」
自動車が通信することによりユーザーの利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」は「安心/安全」と「快適」の側面からカーライフをサポートすると付け加えた。