次期メルセデスSの変化は、外装より内装に注目
公開 : 2016.09.20 04:30 更新 : 2017.06.01 00:41
2017年の登場が噂される、フェイスリフト版のメルセデス・ベンツSクラスのテスト風景を再び目撃した。
6代目となる現行のフラッグシップ・サルーンが発表されたのは2013年。BMW 7シリーズ、アウディA8、ジャガーXJといったライバル達の攻勢もあって、フェイスリフトは必須ともいえる状況になってきた。
最新のプロトタイプにも、相変わらずカモフラージュがなされているが、前後のバンパーやテール・ライトのデザインは変わっている様子。ヘッドライトは、以前撮影したときと同様に、最新のLEDタイプとなるようだ。
内装は外観以上に大きな変更が加えられる可能性が高い。日を追うごとに技術が進歩する、このクラスならではの特徴で、タッチ操作が可能な内製の ‘コマンド’ インフォテインメントの最新版のみならず、ジェスチャー・コントロールの投入ももくろんでいるようだ。
なお、現行モデルのステアリングは2本スポークである一方で、3本スポークのより太いステアリングが採用することも、プロトタイプから確認できている。
エンジンは現行モデルから完全に引き継がれる予定で、大きな変化はないが、燃費とCO2排出量の改善が図られるようだ。また、電力のアシストを受けるモデル・レンジを拡充する計画の一環として、48Vのマイルド・ハイブリッド・システムも投入される可能性がある。
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