ボディファクトリー荻野は、ポルシェに代表されるスーパースポーツカーのユーザーや販売店から支持されているボディワークのスペシャリスト。輸入車のみならず国産車のチューニング（各種）、部品の取り付け、整備、修理、車検なども手がけており、愛車のメンテナンス全般をひとつのショップに任せたいと思っている自動車趣味人の最高のパートナーとなっている。

運輸局長認証工場である広大なファクトリー内で多様な作業メニューを提供しているが、最新のトピックとして紹介したいのがスパネージのTOUCHを導入したことだ。この超高精度計測器はクルマをリフトに載せ、高さ、長さ、幅のズレを1mm単位で計測可能なので、愛車の走りに違和感があったり、安全装置のレーダーやカメラが正常に機能しないという方は計測してもらうといいだろう。

なお、ボディがアルミと鉄で構成されている最新のポルシェ911、ボクスター、ケイマンは、もはや事故って歪んだボディパネルを引っ張って直すことがNGとなっており、ぶつかった部分をまず計測し、交換すべきボディパネルを割り出すことが求められているらしいのだ。

TOUCHはポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲンから認定を得ている国内唯一の機種で、ポルシェジャパンの認定工具なので、ハイクオリティな仕上がりを求めるのであれば、ボディファクトリー荻野に頼るのがベストなのであった。

また、走りにこだわる自動車趣味人から注目されているのが、ドライブオン方式の4輪アライメントテスターだ。これは実走行に近い状態で車輪を回転させ、測定、調整作業を行なうというもので、高速走行を行なう機会が多いスーパースポーツカーには定期的なメンテナンスとセットで実施することが望ましい。4輪アライメントの適正化によって本来の性能を引き出し、より質の高い走りを体感できるはずだ。