イーストワン
TEL : 03-6457-0617 FAX:03-6457-0618
営業時間:9:00〜18:00 定休日:年中無休
安心して乗れるスーパーカーライフを
提供してくれるメンテナンスガレージ。
多くのエンスージァストが支持するイーストワンは、スーパーカーやヒストリックカーの購入から、メンテナンス、レストアまでを手がけている。
東京臨海部のビジネス街として、材木問屋をはじめとした加工工場や物流倉庫が居並び、大型トラックが行き交う新木場。そんな中にスーパースポーツカーやヒストリックカーで華やぐ一角がある。それが今回取材に伺った『イーストワン』。車両の販売からメンテ、レストアまで、エンスージァストたちから篤い信頼を受けるスペシャルショップである。
同社代表にしてベテランメカニックの山元 俊治さんが切り盛りするイーストワンのファクトリー。ディーノや356/512BBといったスーパーカー世代ど真ん中の70年代のモデルから、308、328、348、355やテスタロッサ系といった80〜90年代までの一連のフェラーリや、カウンタックを主としたランボルギーニの入場が絶えない。取材時にはそれらの車種に加え、ミウラの姿も見られた。また、アストンマーティンDB7や5リッターV10を積むアウディRS6、スーパーセブンといった新旧のエキゾチックカーも作業中だった。さらには工場の奥でオーバーホール中のV12エンジンはなんとランボルギーニLM002のものだという。
ハイエンドなユーザーが愛車を託すイーストワンだけに、同社の顧客からの要求レベルは非常に高い。「販売車でもユーザー車両においてもオリジナルの持つディテールや雰囲気を維持することは当然ですが、その一方では現在の交通の中でも臆せず安心してお乗りいただけるように仕上げています」とは山元さんの言。作業が完了した車両は必ず自ら試走を入念に行ってからユーザーに納車するとのことだが、驚くべきはそのテストコースには都内の渋滞も含まれているとのこと。同社が手がけたクルマは、それが70年代のスーパーカーであっても「夏場だから」、「渋滞だから」そのパフォーマンスを発揮できないという言い訳は存在しない。しかもそれらをこれ見よがしな後付け部品の装着ではなく、オリジナルの雰囲気を崩さない部品の選択とセッティングで実現しているというのが素晴らしいのだ。
しかし場合によっては旧車ゆえの構造的なウィークポイントも存在する。例えばミウラやカウンタックなど、旧世代のランボルギーニは燃料系にリターン配管を備えないため、エンジン停止後も配管やキャブに加圧された燃料が残り、発火するケースもある。その対策として同社では新たに燃料タンクへのリターン配管を新設するのだが、部材の吟味や取り回しなども純正然とした仕上がりで、そうしたところも同社の技術力とセンスを感じる部分だ。
あなたの所有するスーパーカーを高い価値を持って未来に遺したいなら、イーストワンは力強いパートナーとなってくれるだろう。