A.TRUCCO (トゥルッコ)
各種高品質パーツの販売・取り付けから
メンテ・車検整備にてユーザーをサポート!
イタリア車をパートナーとした深遠なるカーライフを徹底サポートしていることで広く知られるスペシャルショップ「トゥルッコ」が去る2022年11月1日から新店舗を拠点として活動している。
フィアット、アバルト、アルファ ロメオ、ランチア、アウトビアンキといったスポーティかつ身近なイタリア車を愛用しているオーナーにとって、1996年創業の「トゥルッコ」はお馴染みの存在だ。スラローム競技、タイムラリー、フリーマーケットなどを愉しめるフィアット・フェスタ(30回実施)や本気モードのヒルクライムイベントである御岳サリータ(7回実施)を主催していることでも有名である。
親分肌の橋本代表を慕って数多くのファンがトゥルッコ詣を続けているが、2022年11月1日から新店舗での営業がスタート。純正パーツ、アクセサリー&ドレスアップパーツ、チューニングパーツの販売、新車&ユーズドカーの販売、オリジナルパーツの開発・販売、パーツの取り付けや各種セッティング、オイル交換等の一般メンテナンスから車検整備等を引き受けるという業態こそこれまでと同じだが、一年半にわたって続けてきたネットショップが好評で、新店舗の2階が軌道に乗ってきたパーツ全国通信販売のショールームとなっている点が最新のトピックだ。「2階がネットショップのリアルな実店舗で、価格入りで展示販売しています」とは橋本代表のコメントで、1階はファクトリーとして運用しているそうだ。
橋本代表は「ファクトリーは冷暖房を効かせているので、シャッターが閉まっています。いつもシャッターが閉まっていますがオープンしているので、2階に上がってきてください」とも話してくれたので、迷うことなく階段のほうに向かうといいだろう。ちなみに、徒歩圏内に“トゥルッコ・アネックス”としてパーツとユーザーのクルマや販売車両を保管するための倉庫(新店舗と同規模)を用意しているそうだ。ということで、340坪もあった旧店舗時代と同じように安心して愛車を預けることができるのであった。
ドレスアップ、カスタマイズ、メンテナンスの近況についても橋本代表に伺ってみたが、オーナーを分類すると最近新車を買った人、高年式のユーズドカーを買った人、初期モデルを購入し、ずっと乗っている人、低年式のユーズドカーを買った人に大別することができ、新車&高年式車のオーナーをドレスアップ/カスタマイズ面でサポートし、初期モデル&低年式車のオーナーをメンテナンス面でサポートしているそうだ。
橋本代表によると「昨今のフィアットやアバルトは以前よりも丈夫ですが、やはりクルマという機械なのでメンテナンスが要素が年々増えるといえます。うちはココがキモという部分を分かっているので、低年式車であっても、しっかり整備することができます。パンダやリトモ、アウトビアンキA112、そして、旧いフィアット500もOKなので、ご相談ください。車両の販売も旧くて珍しいクルマを扱っていきます」とのことだった。
車検が完了したリトモ・アバルト130TCを取材当日に引き取りに来ていたオーナーにインタビューしてみたら35年も乗っていると話してくれた。そのようなオーナーも通っているトゥルッコは、心底頼れるスペシャルショップだ。