ラリコン取付が配線修理に・・・
さて、前回ご紹介した356A。イベントが今月末ということでそのための整備と装備類の取付をおこなっています。
しかしラリーコンピュータを取りつけるにしても、クルマ側の電装が6Vだったり、クルマからラリコンを作動させるのに必要な電気パルスが出ていないなどあって、少し手間はかかります。そこはまぁ問題ないのですが・・・
そのためにダッシュ裏の配線と格闘していると、次々に出てくるのはこの五十数年で受けた、惨くもテキトーな配線修理と後付け配線の数々! このクルマがヒドイというわけではなく、旧いクルマだと普通にあります。しかもそれが経年劣化を起こしていたりもします。見て見ぬフリもしたくないので、キチンと直しながら作業を進めていきます。本当はハーネスを全て引き直したいところですね。
そして、なぜか履かされていた205/50扁平のタイヤを引っぺがして純正サイズのミシュランに交換すると、リアの車高が低すぎることが判明! これもコイルスプリングと違ってトーションバーなので、一度アシ周りをバラしてトーションバーを組み替えて車高を調整します。
オーナー様には今週末にクルマをお渡しするために、朝方までの作業が続いています。