アウトスペックの伊倉です。

アルファ・ロメオ・ブレラというクルマ。

元々は2000年台の前半にショーカーとしてコンセプトモデルが発表されたGTです。華やかな出身故の大胆な抑揚のあるデザインは今日でも存在感が有るGTクーペだと思います。

ステアリングの操舵感、シフトフィーリングや操作系の感触はは147、156シリーズ等と比べると割合としっかりとした手応えと剛性感があり、アルファ・ロメオのクルマの仕立て方が次の世代に移行した事を感じ取ることが出来るのではないでしょうか。足回りの感触もロールをうまくチェックして少し固めの安定性を重視した締まったセッティング。

伊倉的にはこのブレラから現在のアルファ・ロメオ車に共通する“しなやかさの中にもどっしり、しっかりとした感触”の基準を作ったような気がしています。