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非分解BクラスのCVT、安価に修理は可能か?

RS UNOの星野です。

昔からBXやサクソなどで長いお付き合いのお客様がファミリーカーとして使用している2006年式のメルセデスB170(W245)。いわゆる初代Bクラスですが、CVTミッションのトラブルでお預かりしました。

エンジン始動後しばらく走行しているとCVTミッションのエラー警告が出て2速あたりにギアがホールドされてしまいます。そうなるとコンピュータが保護モードに入ってしまい、アクセルを踏んでもスロットルに制御がかかりゆっくりとしか走れなくなってしまいます。少し時間をおいてミッションが冷えた頃に再始動すると警告は消えて走り出せるのですが、次の日にはまた・・・の繰り返しという症状。

フランス車のATミッションだと、あの悪名高い「AL-4」がありますが、いままでかなりの数を診てきて、それなりの対処法なども確立されています。しかし、さすがにメルセデス、しかもイマドキのCVTとなるとはじめての経験。でも調べてみるとけっこうトラブルは起きているようですね。

しかも、このミッション(型番722.8)は非分解の扱いになっていて、メーカーに問い合わせても内部の電磁バルブやECUのみの部品供給が設定されていないとのこと。修理ではなくアッセンブリーで交換しろということで、普通にディーラーに入庫させるとなんと100万円コース! クルマの年式などを考えても普通ならここで挫けて乗り替えてしまうレベルです・・・。

型番の似ているミッションを積んでいるAクラスだと30万円ほどのコストでオーバーホールできるのですが、Bクラスはできない、というかしてくれないんですね。しかも交換後にコンピュータのリセッティングが必要なのですが、コレがディーラー以外ではできなくなっているという・・・。さすがドイツ車はこの辺が徹底していて、街の修理屋泣かせなんですよ。

でも、ここで引き下がってしまうのもねぇ〜。

さて、アッセンブリー交換以外の方法はあるのか・・・

以下、次回へ続く!

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