DS21 排気浄化装置の調整はオレンジランプとにらめっこ?
ジャベルの竹村です。
こちらのDS21は以前(https://www.autocar.jp/specialshop/2013/03/01/27960/)ご紹介した、機関のリフレッシュをメインに進めている一台です。
ここ2日ほどは排気ガスの浄化装置の調整でひたすら走り続けていました。ステアリングコラムの下で光っているのが制御ECUのモニターでして、これを走行中にチラチラと確認しながら、キャブやECUを調整していきます。今光っているオレンジのランプがラムダ(O2)のシグナルです。点灯しているときにはエアーバルブが作動して燃料が薄めの状態になっています。
すなわち排ガスの浄化も行われているということなのですが、これが点灯しっぱなしだとクルマは加速しないし、燃料がが薄すぎてエンジンを壊してしまいます。
ですので、燃料が薄くなりすぎないギリギリのところに調整して、オレンジがチカチカっと点滅しつつ、ちゃんと走ってくれるところにセッティングしていくんですね。
このクルマは排ガスの浄化とエアコンが付いていますので、それらと走りを両立させる調整が必要となります。そのためにはアイドリングから街乗り、高速道路に渋滞といろいろな状況で走ってみて微調整を繰り返しています。納車を心待ちにしておられるオーナー様、いましばらくお待ちくださいませ。