クルマ離れに一石を投ずる、スーパーカーミーティング
去る3月17日の日曜日、観光客で賑わう横浜のランドマーク、横浜赤レンガ倉庫前広場を華やかなスーパーカーたちが彩った。そのイベントの名は「スーパーカーミーティング2013」。
近年の我が国における人々のクルマ離れに対し、文化的側面からもつねづね大きな危機感を抱いていたHappyでは、これに一石を投ずる一助とすべく今回のイベントを企画した。街を行くクルマの大半がミニバンとコンパクトカーという無味乾燥なピープルムーバーばかりとなってしまった現在、クルマ本来の魅力と趣味性を人々にアピールするため、敢えてクルマ好きではない一般の方々が多く集まるロケーションで、非日常的なスーパースポーツによるミーティングを開催した。
当日はロータスの他にもイベントの意図に賛同したポルシェやランボルギーニなどスーパーカーのオーナーが数多く集い、その数は50台余りの規模となった。幸いにして晴天となった当日、会場となった横浜赤レンガ倉庫には多くの観光客や憩いに訪れた横浜市民が数多く足を運んでいたが、突然のスーパーカーの出現に驚き、携帯電話で撮影したり、子供と一緒にクルマのまわりで興味深そうに観察する様子が見られた。かつての血が騒ぎ出した元スーパーカー少年たちはもちろん、未来のスーパーカーオーナーたる子供たちの記憶にも、その姿を鮮烈に刻み込んだことであろう。