定期点検整備で入庫のアルファロメオ156JTS。点検していくと左リアのパラレルリンクロッドのブッシュが剥離、簡単に手でロッドが動いてしまいます。

ロッドを外してみると見事に切れて剥離。ブッシュのみの供給は無いのでロッドごとの交換になってしまいます。ここがダメになるとアライメントの狂いからタイヤの片摩耗や直進性が悪くなったりします。コーナー走行中、負荷がかかると剥離した箇所からズレたり戻ったりの繰り返しでカタ・カタ・カタ・・と異音を発生させていた車両もありました。

傾向としては路肩近くで舗装状態が良くない事の多い左リアがダメになりやすいようですね。