なぜ排出するATFをジョッキで受けるのか?
ステラモータスの山本です。
こちらは先月のATFキャンペーンで作業中のE60です。よく「なぜジョッキで排出するATFを受けるのか」と聞かれるのですが、実は入っていた量は、ミッションの状態を知る上でも重要なんです。ミッションの構造から、全てのATFを排出する事は不可能ですが、この排出した量を基にフラッシングをどのくらいやる必要があるかとか、交換するATF量を決定する基準にします。
そしてオイルパンのマグネットは、いつも通り鉄粉がてんこ盛りでした。今回の車両はE60ですが、E60はミッショントラブルは少ないですね。でもATFは交換した方が良いですよ。
ATFが終わって、BILSTEIN R-2000 スラッジクリーンの施工もリクエストをいただきました。今日は気温が高いので、マシンのポンプの回転が速いのなんの、駆動用のエアコンプレッサーもフル稼働でした。これでエンジン、ミッション共にスムーズなフィーリングをお楽しみいただけます。